私の家はちょうどチョビによるシベリアンハスキーブームが到来するのと時を同じくしてハスキー犬(雄)を飼いはじめましたので、この作品の存在をよ~く知ってはいたものの現実と漫画の境界線のところをどうも自分でうまく認識できそうになかったので敢えて今まで読んでいなかったんですが・・・なんていうか、いいですね!の一言です。読んでいて何度笑い、そしてチョビの表情に口元が緩んだことか。そんな中「チョビの辛く長いお散歩」は涙なしに読めません。チョビを待つハムテルは、昔数日間帰って来なかった猫を待ちつづけた時の自分に重なり、またハムテルに会えた時のチョビの表情、シベリアンハスキーにこんな豊かな表情があったこと、改めて知った思いです。
どこだって学会前は修羅場です(本当(泣))おすすめ度
★★★★★
絶好調、「動物のお医者さん」の第四巻です。
連載時読者が送ったであろうネタもバリバリ全開です。
自主的に病院にやってくるめずらしい患畜、牡牝(?)たらしのサラブレッド、セイラム号。
ニャオンとハナちゃんと菱沼さんとフクちゃん、そして漆原教授より強い老婦人「加藤さん」。
漆原教授はしるこドリンクを破裂させましたが、私の同僚にも似た話があります。
大腸菌を培養するのに使う培養液の入ったガラスボトルをオートクレーブ(加圧蒸気滅菌機)から出して、ボトルのふたをキュッとしめて、早く冷ましたいので冷水につけました。そうしたら、ボトル内外の気圧が変わり、ボトルは割れて培養液とボトルの破片が四散しました。研究室の全員で、泣く泣く(私も)培養液のふき取り掃除をしました。しみじみ懐かしい話です。