ピーター・フォーク自伝 「刑事コロンボ」の素顔
「刑事コロンボ」風の語り口的に翻訳された自伝。
P・フォークが、日本でよく知られている「刑事コロンボシリーズ」出演前後のキャリアについて、丁寧に綴られている。
彼の生い立ちから、少年期に左目を失った事、俳優をめざし舞台経験等のキャリアを積んでからの映画出演、オスカーに2度ノミネートされた逸話などがユーモアたっぷりに語られていた。
妻、娘、父母、友人達の写真が、多く掲載されている。
本書に掲載されたP・フォークが描いた絵の才能に驚いた。素晴らしい作品群。
刑事コロンボシリーズ前に出演した映画の脚本について、イタリアの大プロデューサーに進言しフォーク自身が書き直した件、F・シナトラ、F・ダナウェイ達との共演の話も面白い。
出演した数々の作品の逸話、親友ジョン・カサベテス監督達との交友関係、「こわれゆく女」など「最高のルームメイト」に至るまでの映画にまつわるエピソードの紹介。
「ゴッドファザー」でモー・グリーン役をオファーされて断った件は、興味深かった。
彼が語るM・ブランドについて、ブランドとJ・デップが共演した「ドン・ファン」の時のエピソードにも少し触れている。
読後感じたのは、P・フォークという俳優は、知的で豊かな才能に恵まれた上、機知に富んだユーモア精神を持ち合わせた、心が豊かで素敵な人だったということ。
映画好き、P・フォークファンならば★4
刑事コロンボにまつわる話だけに興味がある方には、★3?
巻末には映画出演作、刑事コロンボシリーズの一覧掲載。
スーパーロボット魂 ザ・ベスト Vol.1~スパロボ編~
オリジナルの曲と同じ歌い手が歌っているものと、違う人がカバーしたものが
あるが、どちらにしても新録したものである。
違ったアレンジでこっちも良いな〜と思いつつ、やはりオリジナルの懐かしさで
購入した人も多いと思う。録音時間を見ると丁度、80分。CD1は新録バージョン
でCD2はオリジナル音源で、なんてことをしてもらえると聞き比べができたり
好きな方をチョイスしてみたりできて良いかな、と思う。
この作品自体はスーパーロボット系の王道を網羅したありきたり・・・と思ったら
グロイザーXとゴーバリアンの主題歌が入ってる!作品はほとんど覚えてないが歌だ
けは、とても印象的な両作品。それで購入し大満足。
東京ムービーアンソロジー(6)劇場篇
私的に嬉しいのは、「エースをねらえ!」の中の「まぶしい季節に」「はるかな夢」(少年探偵団)が収録されていることです。
劇場版「エースをねらえ!」のDVDには、サントラがついてくるものもありますが、残念なことに、上記の2曲が収録されておらず、このアンソロジーを手にし、私的なサントラを完成させるのが、真のエース通だと思います(笑)
GOD EATER ~アリサ・イン・アンダーワールド~ (富士見ドラゴン・ブック)
舞台、アラガミ、武器、人物、戦闘と諸々本編のイメージを壊すことなくノベライズされていますので、安心して読める一冊となっています。
逆に、内容が本編登場キャラクターであるアリサの過去を掘り下げるもののため、
ゴッドイーター未プレイで読んでも十分に楽しむことはできないでしょう。
一番よいタイミングは、序盤後半〜中盤でアリサの扱いに戸惑っているあたりで読むと、
アリサを受け入れやすくなると思います。
また、本編をクリアされた方だと、だんだん先を読み進めるのが辛くなってくるかもしれません。
その辺の思いを含めてゴッドイーターの世界を楽しんでいる証拠と受け止めて頑張ってください。
著者を含むゴッドイーターのスタッフが丁寧に作品を扱って世に送り出しているのが分かる作品だと思います。
今後の展開も頑張ってほしいと思います。
ゴッドファーザー 製作40周年記念 ブルーレイ・コレクターズ・エディション【期間限定】 [Blu-ray]
リストレーションBOXは持っていますが、予約してしまいました。
だって大好きな作品なので後でほしくなったときに後悔するのは嫌ですから。
まんまとBOX商法にやられています。
しかし、BOXの白はどうなんでしょう?
パッケージの青を黒にしたのはとても雰囲気が合っていると思うのですが、
こんなにでかいBOXに、白地によくわからんロゴだけって
どうもイメージと合わない気がして好みではないです。
まぁたぶん買いますけど。