スポーツオノマトペ―なぜ一流選手(トップアスリート)は「声」を出すのか
「スポーツオノマトペ」というタイトルに惹かれて読みました。難しいかな、と思ったけれど意外に読みやすくて一気に読めました。たまにスポーツ選手が叫んでいるのはどうしてだろう?という疑問がようやく解決しました。卓球の愛ちゃんが叫ぶ「サー!」もずっと気になっていて誰か聞いてくれないかなぁと思っていたので、この本を読んでずっとのどにひっかかっていた魚の骨が取れた感じ。しかも、あの「サー!」には7種類もあったなんて驚きです。北京オリンピックが楽しみ!!
オノマトペがあるから日本語は楽しい―擬音語・擬態語の豊かな世界 (平凡社新書)
日本語に、オノマトペが多いことは
聞いたことがあったけれど、
まさか、全編漢字で表記されている
古事記にまであるとは思わなかった。
古事記では、
正確に人に伝えたいことが、
たとえば、「名前」「歌」、
そして「オノマトペ」が、
万葉かなで記されているのだそうだ。
そう思うと、
気分や感覚を伝えやすいこの言葉、
幼児語なんていわれたりもするけれど、
けっこう日本語のポイントなのかもしれない。
それを、著者は「へそ」と呼んでいる。
そういえば、
「がっつり」食べるだとか、
「さくさく」仕事をするだとか、
オノマトペを使ってしまう場面というのは、
深刻なときでも、
どこか気持ちに余裕のあるときのような気がする。
仕事できついときも、
女の子や男の子にフラれたときでも、
オノマトペを使って口にだしてみると、
元気になるかもしれない。
「いま仕事でピュンピュン絞られてるよー」
「彼女にフラれてもうボドンボドンだ」
気分転換になるかもしれない。
きついときこそ、オノマトペ、かな。
キュッと曲がって90度! 関西オノマトペ用例集
う〜〜ん。。。
おもろいけど、なんかこう「わっ!」としたもんが無いんやなぁ。。。
本の厚さがど〜んとしてへんからやろか。。。
でも、手軽にニヤッとさせてもらえます。
ようまとめてくれはりました。