「タイタニックのアルティメットエディションが再販される」と聞き、急いで財布に空きを入れ購入した。ずっと欲しかったのだが、前発売時に経済的余裕が無かったため購入出来なかったのだ。
やはり、ビラーボックスやドルビーデジタルとは迫力と新鮮感が違う。取り分け注目したのがTHX仕様によるDTS-ES音声である、「これが制作者が意図した、ありのままのDTSかぁ〜」と思わずうっとりしてしまった。
特典映像も素晴らしい物ばかりで、もう一つのラストなんかドルビーデジタル5.1chで記録されているのだ。特典で5.1chだなんて、なんて贅沢な特典だ〜! ここまで来ると他の特典が全部5.1chなんじゃないかなんて期待してしまうが、他は残念ながら全部ステレオだがそれでも楽しめた特典ディスク。
ハリウッド稀にみる傑作中の傑作!!おすすめ度
★★★★★
とにかく非常に水準の高い作品です★+゜
ハリウッドの都合の良い、いかにもアメリカ娯楽映画にはうんざりして離れており、
『タイタニック』も劇場で観るのも家族に誘われたからで、最初からうんざりしてました。
その上、周りから感動、泣ける映画だと聞いていたので、
今までこんな謳い文句で泣いたためしがなかったので、お涙頂戴は勘弁してよとも思ってました。
ですが、始まってからものの数分でタイタニックの世界にどっぷりつかってしまいました 笑
エイリアンやターミネーターで、なかなか成功しないといわれる続編を前作を凌ぐ完成度で成功をおさめたキャメロン監督だけあって、心理描写から画面効果、演出、話のテンポに至るまでどれをとっても秀逸。
微妙な演出やカメラワークの違いでも、間違えればただの悲劇で終わってしまうような話を見事に感動の域まで盛り上げてくれました★+゜
思わず涙がでそうになるのを我慢した覚えがあります(/_;)
ジェームス・ホーナーの音楽も完璧でしたね【o^v^o】
正直、アンチハリウッドの当方でもこの作品は認めざるおえません。
とくに老人になったローズが、まるで乙女に戻ったかのような出で立ちで、柵をよじ登って、宝石を海に落とすシーンにはグッときました☆+゜
ハリウッド映画の水準が下がりつつある中で、
稀にみる傑作中の傑作をわたしはみました【o・v・o】
J・キャメロン監督の集大成!!おすすめ度
★★★★★
今までのJ・キャメロン作品というとアクション向けの監督だったが「トゥルーライズ」から新たな分野に挑戦し始めた。企画会議でも重役相手に平然と実物大のタイタニックを作ってロミオ&ジュリエットを演ると言い放った。制作費は当時最大。完成も遅れてローズの年齢設定を考えるとギリギリだった。それにスターウォーズの新3部作の製作も始まっており完成まではマイナスの情報ばかりだった。
しかし実際に映画館で観ると待っただけの甲斐はあった。結局映画館で何回見ただろう。最低8回は覚えている。公開されたのは97年。世紀末を前に不沈船タイタニックを現代文明に例えた人もいただろう。そして救命ボートに乗り込むローズはこの先どうなるだろうと絶えず観客の関心を3時間引っ張った緻密な脚本、キャメロン演出の決定版だと言えます。映画が終わって拍手が巻き起こったり、ずっと泣いてる人も少なくなかったです。
音声解説も3種類も入っていて改めてJ・キャメロンの完璧主義を伺い知る事ができます。これとシナリオ写真集と並行して見るとより理解が深まると思います。最初は謎解きのような話だったのが試行錯誤末1つのラブストーリーに集約されていく過程はJ・キャメロンでさえも悩んだんだなぁということが分かります。機関室で「全速前進」と言う声は監督のJ・キャメロンの声です。
お買い得おすすめ度
★★★★★
個人的に大好きな映画なので、削除された分ともう一つのエンディングが入ってこのお値段はお買い得ですね。
賛否両論がある映画ですが、史実を忠実に描いている点、登場人物像にぶれがない点、映像の迫力、どれを取っても非の打ち所が無いと思います。
素晴らしい
おすすめ度 ★★★★★
昔発売されていた内容と特許映像も同一のようですが、値段が安くなりお買い得に。
三枚目のディスクは丸ごと特許映像を収録。
タイタニックの製造過程からCG合成技術、スタッフの撮影映像や写真も沢山あり、深海部に沈む本物のタイタニック沈没船を見ることも出来ます。私にとってはどれも衝撃映像です。
特に、タイタニックに関する「事実」を追い求めた監督の考参が非常に興味深く、引き込まれます。
生存者の証言映像も多く、より深いタイタニックを知りたい方は必見です。
映画未公開シーンも沢山収録され、「人数の少ないボートに船長が戻るように指示するが…」や「ある人物の「黙れ」の一言が招いた結果」「世界初のSOS」などタイタニック沈没の真相をより深く映し出します。
キャメロン監督の説明をONにすると「執事とジャック達の戦闘」が試写会で非難されたとありますが、このシーンは映画の流れを崩しかねないという意味でカットは正解だったと思います。「映画」としてのアクション性は素晴らしいので一見の価値はあるはずです。
DVD二枚目に収録された「もう一つのED」は、ブルーダイヤをおばあさんが海に投げようとする所から変更が加わっています。
とはいっても、あの「映画タイタニック」の最後を汚してしまうようなものでは決してありませんので、是非とも見て頂きたい。
ただ、このEDもとても素晴らしいのですが、私個人はやはり劇場版のシンプルかつダイレクトなEDが一番だと感じました。
ですのでこちらは「こういうサブストーリーがあることも興味深い」という感じで捉えています。どちらにせよ素晴らしい。
「監督が伝えたかった事」が、役者のセリフとなり多く語られます。
長くなりましたが、映画本編もさることながら、タイタニックについて詳しく知るための一歩になる最高のDVDです。