かなり重要な本だと思う おすすめ度 ★★★★★
家族療法学会誌の書評欄で知り購入して読んだ。医療現場で実は一番なおざりにされいるのが家族が突然死んだあとに取り残された遺族の心のケアなのだということを痛感した。親しい人の突然死は遺族にとってトラウマ的に作用しPTSDを惹起することがあり、もしそうなったら死別反応とPTSDが同居した結果全く身動きのとれない精神状態になる。このことを踏まえた上で本書を読むのがよいだろう。遺族に対してどのように接したらいのか・どう考えたらよいのかが具体的に書かれている。
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