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スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 特別版 (2枚組)

ティム・バートン
おすすめ度:★★★★★
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「スウィーニートッド」研究マニア向け特典
おすすめ度 ★★★★☆

都市伝説として&名作ミュージカルとしてマニアックな人気を誇る題材にふさわしく、物語の背景についてよくわかる解説特典が豊富。

音声解説やNG集なんかは入ってないので、映画のスタッフ&キャストのファンという視点からだとちょっと物足りないかも。 

以下内容 (★は『本編見てない人は予習におすすめ』)

●メイキング(25分)
Burton+ Depp+ Carter=Todd
ほぼ全員が未経験の歌・ミュージカルにどのようにとりくんだかのインタビューなど。
「彼(バートン)と私の共通点は『スウィーニートッドが好き』ということだけ」(ヘレナ)っていうのがあまりにらしいというかどんな夫婦だよって感じで笑える。

●ドキュメンタリー: 悪魔の理髪師の真実(20分)
Sweeney Is Alive: The real history of the demon barber
「スウィーニートッド」は実在するのか?
伝承研究家のコメントなど、伝説キャラを検証。

★ミュージカル音楽の巨匠ソンドハイムと“スウィーニー・トッド”(12分)
Musical Mayhem : Sondheim's "Sweeney Todd"
ソンドハイム自らが語るミュージカル制作の過程。

★"スウィーニー・トッド"の舞台ロンドン(16分)
Sweeney's London

物語の舞台になった当時のロンドンの社会背景や、実際のフリート街の紹介など。
18世紀ロンドンの説明は世界史教材になりそうなくらい面白い。

●グラン・ギニョール劇場の歴史と伝統(19分)
Grand Guignol: A Theatrical Tradition
STのフレーバーの基になっている、フランスのホラー芝居の歴史。現代のアメリカで同様の試みを行う劇団も出てくる。

●美術デザイン(8分)
Designs for a Demon Barber

●のどを切り裂く(8分)
のど掻っ切りシーンの仕掛け紹介。
スタッフさんが切り方のバリエーションを実演してるのがちょっと笑えて楽しい。

●ミュージッククリップ(8分)
カットされた「The Ballad of Sweeney Todd」のことか?と勝手に思ってたのでちょっとガッカリ('・ω・`) サントラのハイライトがBGMで流れる中、スティル写真を見せていくクリップが出てきたのでこっちが「スチールギャラリー」かと思った。「スチールギャラリー」としては結構いい感じです。

●スチールギャラリー(50枚)
矢印ボタンでめくるスライドショー。デザイン画もあります。



悲劇の童話的ミュージカル☆
おすすめ度 ★★★★★

愛するものを奪われた男が復讐にかられ、最終的には復讐そのものに狂ってしまっていたとても悲しい物語です。

雰囲気ある街並みと服装。印象深いキャラ立て。モノクロの色彩美。
時にすこしコミカルな印象さえあるシーンもありますが、
「首切り」「人肉食」といったシーンが主に絡んでくるので、ダメな人は避けなければならないでしょう。
とはいえ、そこはティム・バートン。
このなかなか悪趣味なグロさも、チープさと交え、特有のブラック・ファンタジーといえる世界観の中に昇華されていると思います。
ミュージカルという作用もあり、特に童話的に感じさせてくれますね。
ミュージカルシーン自体も、個人的には歌も歌詞も引き込まれるものがありました。

いっぽうでそこによる現実性の弱さもあり、切迫感悲哀感にやや欠け、登場人物の心情と完全にシンクロするのは難しかったかもしれません。

特に驚きを狙ったような展開や見せ方ではなく、だいたい想像通りに物語は進みます。
こういった結末に反して衝撃には欠けると思いますが、無駄なくよくまとまっていて個人的には気に入りました。

最後のシーンはその映像世界ともあいまって、ある種の美しささえある終結だと思います。

評価低めなので、あえて☆5です。



好き嫌いは分かれるが傑作ミュージカル
おすすめ度 ★★★★★

もう25年前に、東宝のミュージカルを見た記憶がよみがえりました。

大体においてブロードウェイミュージカルを映画化すると、舞台を見た者は満足しない事が多いのですが、この映画はその中では屈指の出来ではないでしょうか。
ティム・バートンの個性が上手くこの作品にはまったような気がします。
当時のロンドンのおどろおどろしい雰囲気が画面から伝わってきます。

歌を見事にこなすジョニー・デップもいいですが、ここではヘレナ・ボナム・カーターを誉めたいです。
小さい頃からこの役がやりたかったと言うだけあって、見事なラベット夫人を造形しています。グロテスクと哀しさを秘めた歌声が最高です。
「フランケンシュタイン」の時同様、今回もラストで炎に包まれますが、この人ほど炎の似合う女優はいないんじゃないでしょうか?この次は是非ジャンヌ・ダルクを演じていただきたい。

それから、本来なら美男が演じる船乗りアンソニーをあえて微妙な容姿の役者(賞味期限が切れた美少年と言う感じ)に演じさせているのが映画の雰囲気にピッタリで感心しました。

この賞味期限ぎりぎり感が全編に漂っています。(美男としてのジョニー・デップ、美女としてのヘレナ・ボナム・カーター、世界を引っ張っていく首都としてのロンドン。)
どんなものでも腐りかけたものが一番美味しい。
その風味がこの映画を傑作に仕立て上げたんだと思います。





やっぱりティム・バートンン
おすすめ度 ★★★★☆

ティム・バートンとジョニー・デップというゴールデンコンビ的作品なだけあって、なんともいえない世界観がすばらしいと思いました。少し、残酷なシーンは多いと思いますが、ティム・バートンの創り出す映像美に引き込まれ、あっという間に見終わってしまうでしょう。



☆グロテスクなミュージカル☆
おすすめ度 ★★★★☆

シナリオは普通ですが、音楽、演技、映画の雰囲気が素晴らしかったので、
私はそれなりに気に入ってます。

シナリオはよくあるパターンです。
一人の男が悲劇に会い、狂ってしまい、さらなる悲劇を作り出すお話。
ですが、この映画の重要点はシナリオではなく他のところにあるとおもいます。

服装、化粧、セットも映画のグロテスクさをよく表現できていて、
すぐに映画の世界観に引き込まれちゃいます。
本当に見ながら、「凝ってるなぁ〜」と思います^^
そして、役者達の演技も音楽は「素晴らしい」の一言です。
歌いながらセリフを言うのに(ミュージカルだから当たり前か…)、
ちっとも不自然じゃないし、何よりも迫力出ています!
「怒り」や「悲しみ」がよく伝わります、まさに迫真の演技ですね><

とにかく、「映画はストーリーのみが大切だ」と「グロテスクはダメ」と言う方にはオススメできませんが、
ミュージカルやグロテスクな雰囲気が好きな方にはオススメです。


概要
ティム・バートン監督×ジョニー・デップの6度目となる顔合わせは、傑作ブロードウェイ・ミュージカルの映画化。19世紀のロンドンで、床屋がカミソリで客を殺し、階下の女主人が死体を材料にミートパイを作って売る。ショッキングな物語で、オリジナルの舞台版でも大量の血が流れる異色の作品だ。バートンは、オリジナルの精神に忠実に料理したと言っていい。モノクロのようなダークな映像に、人工的な鮮やかな真紅色の血が流れては、飛び散る。あくまでも「作りもの」の様式美に、パックリ割れる傷口で映像ならではの残虐性を加味。バートンらしい、リアルさとケレン味のミックスした世界にどっぷり浸らせてくれる。
 本格的な歌は初挑戦だというジョニーは、自らの魅力的な声質を存分に生かし、オリジナルの複雑なメロディを見事にこなしている。その他、アラン・リックマンの嫌らしいまでの悪役ぶりや、サシャ・バロン・コーエンの名人芸的な道化演技など、全キャストがすばらしい。映像と演技によって、この映画版は、もはやミュージカルというジャンルでは括れない怪作に仕上がったが、登場人物の複雑な愛憎ドラマにはしっかりと焦点を当て、行き着く先のラストシーンは、愛の終幕として完璧な図となっている。(斉藤博昭)

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