ウォーターラインシリーズで艦艇のノウハウが豊富なメーカーなので,「さすが!」というディテールですが・・・後部ヘリ甲板の延長パーツ(既存の「こんごう」級イージス駆逐艦キットがベースで,甲板の延長と後部格納庫の追加で「みらい」になる)との接合をはじめ,工作精度が酷すぎます。20年くらい前のプラモデルで,パテと格闘しながら接合部を処理した経験がある人ならいいでしょうが,はっきり言って初心者には難しすぎるキットです。
艦橋の接合部の処理も,すぐ近くにSPY-1Dレーダーがあるため,ペーパーがけは精密作業。マストも,「この組み方にする意味あるの?」というくらい複雑・・・ていうかパーツが細かいので,ランナー(型枠)から切り離すだけで折れることもあります。やはり,1/700では無理があるのでしょうか・・・。
精密作業と加工処理を楽しめる中級者以上のためのキットだと思います。盛りつけ用のポリパテと接合部処理用のパテを買ってきて,久しぶりに熱い時間を過ごしました。時間をかけてじっくり作り上げるキットです。
キット化はいいんですが…おすすめ度
★★★☆☆
かわぐちかいじの漫画「ジパング」の主役メカです。
キットのほうは、ピットロード社の「こんごう」を元に、
追加パーツで「みらい」になる、という物ですが…
この追加パーツが曲者で、船体に1mm以上のすき間が出来て
しまうほど、合いが悪いのです。
後部の甲板は、船体と甲板の両方を延長する部品と、甲板のみを
延長する部品があるのですが、どちらも甲板に段差が出来てしまいます。
接着剤で継ぎ目消し、なんて悠長なことは言ってられないので、
パテなんかで平らにしてやらなければいけません。
上級者向け(?)でしょう。出来が悪いだけですが。
ただ、比較的簡単に「みらい」を手に入れられるので、作る
根気のある人にはオススメできます。
ピットロード社のキットなので、プロポーションも○です。
ジパングおすすめ度
★★★★★
このプラモデルは若干上級者向けに思いますが、出来がとても良く、完成すると格好いいです。実際に無い艦なので机の上に置いてマンガ(ジパング)を読みながらイージス艦みらいの戦いに思いを馳せるのもいいと思います。
ジパングのイ−ジス艦です。
おすすめ度 ★★★★★
深夜に放送されていた番組ジパングです。
合同演習のために出港したみらいがあと第二次大戦時にタイムスリップしてしまう番組です。
このみらいがそれにでていました。
この艦の搭載機、海鳥の形の艦載ヘリ、この形の艦はまだ海上自衛隊には存在していませんので、この商品はオリジナル製品ということになります。
ですが、まだないということはこの商品の最大の魅力でもあります。
自分は海鳥が気に入ったので☆5で
概要
漫画「ジパング」の主力メカ「ヘリコプター搭載イージス護衛艦 DDH-182 「みらい」の1/700プラモデル。