蜷川幸雄の稽古場から (クルック)
長谷川博己さんが載っているので、購入しました。
長谷川さんの演劇にかける真摯な姿勢が伝わってきて、感動しました。
その他の俳優さんたちも、それぞれが舞台・作品をつくる上での葛藤や
楽しさ、工夫がよくわかりました。
蜷川さんのイメージは、厳しい・激しい・・・だったのですが、
俳優さんたちの今までにない魅力を引き出したり、俳優さんの性格に合わせた指導方法等、
とても温かい面が文章からも、写真からも伝わってきました。
特に、長谷川さんのページは何回も何回も読み返しています。
自分が仕事やプライベートで落ち込んでしまう時にも、読み返すことでやる気が蘇ってきます。
デュラララ!!×2 (電撃文庫)
デュラララ!!の続編です。
杏里、一巻では目立たないポジションの眼鏡っ子で特になんとも思ってなかったんですが、二巻読み終わってから「幸せになってほしいなあ」としみじみ感じ入りました。
若いのに苦労してるなあ本当、薄幸の眼鏡っ子。これからの帝人のがんばりに期待したいです。
新羅とセルティのかけ合いも相変わらず面白かった。
古今東西の四字熟語を織り交ぜた難解な会話より「ぶはらッ」とか変な叫び声の方が強烈ですし。
新羅、一人称が「僕」と「俺」で混同されてますがどっちが本当なんでしょう?意図してやってるのか何か意味があるのか、それとも作者自身一人称をド忘れしてるのか真相が気になります。
小学生の作文って「です・ます」調のつもりがいつのまにか「~だ、~だった」に変わってしまいますよね。
逆もしかり。私も経験あります……普段ふざけてる時は「僕」でシリアスモードが「俺」なのかな?と勘繰ってみましたがどうなんでしょう。新羅に関してはあまり違和感ないんでいいですけど。
静雄が一人称「僕」だったら違和感バリバリです。
狩沢と遊馬崎の会話は相変わらずたのしいですねえ。あの二人には正しいオタクの在り方を見せつけられました。狩沢には一番シンパシー感じます。「シズちゃんとイザイザがボーイズにラブってる」疑惑には酸欠に陥るほど爆笑しました。
で、臨也×静雄なんですか?静雄×臨也なんですか?
そこんとこどうなの狩沢さん。次巻では狩沢と遊馬崎に焦点あててほしいです。遊馬崎が言ってた「夢魔」っての、なにかの伏線ですかね?電撃文庫に疎いんでメイド服の夢魔がでてくる小説あるかどうか知らないんですが……。
次巻、夢馬崎と狩沢が超能力に覚醒しちゃったらすごいと思います。あの二人なら「アストラル?アストラル?電撃文庫?」「イヤボーンは電波なヒロインのお約束っすよ」とはしゃぎまくりそうですが。
臨也の悪巧み炸裂な次巻がとっても楽しみです(笑)
エルクローネのアトリエ ~Dear for Otomate~ (限定版) 予約特典ドラマCD付き
アトリエも乙女ゲームも好きなので、どんな作品になるのか楽しみにしていました。
あくまでこれは「AVG」なので、本家のような採取調合戦闘が好きな方には向かないです。
逆に、「アトリエの世界観で乙女ゲーをやりたい」という方にはとても良い作品です。
私はアトリエの世界観もテキストを読み進めるタイプの恋愛AVGも大好きなので、
このエルクローネはとても楽しくプレイすることができました。
キャラに関しては、購入前はラルフがいいなー程度しか思っていなかったんですが、
実際にプレイしてみたらどのキャラも好印象で全員攻略したくなりました。
昔エリーをプレイしたことがあるので、エリーとマリーの登場には感動でした。
それと、主人公にボイスとデフォ名呼びがあるのは個人的にとても嬉しかったです。
最近の乙女ゲームの中ではかなり良作だと思います。
【限定版の特典】
・ドラマCD(約30分)
初っ端から爆笑。全員キャラ崩壊してます。ツッコミ役の彼が大変そうでした。
学園モノだけあり、明るくて笑える内容のドラマです。
・設定原画集
オトメイトのゲームの限定版ではお馴染みの冊子。
雑誌に載ったイラストやキャラ紹介、キャラ・CG・背景の線画が載ってます。
キャラデザの方のコメントが載っていないのが残念・・・。
好きな声優さんが出演していたり、キャラの設定画が見たいという方は限定版をお薦めします。
ずっとつながってるよ―こぐまのミシュカのおはなし
とってもかわいい。このかわいさが亡き宮澤さん一家の「感じ」をよく表しているものと思われます。現場の祖師谷公園に行ってみても、赤いペンキで塗られたブランコ、木々の間に見える旧宮澤家の建物、管理事務所にねこ…など、かわいいことばかりでした。好きにならずにいられません。それだけに決して生きて宮澤さんに会えることはないという事をしみじみ悲しく思います。
絵本の主人公の子グマのミシュカが、表情豊かに描かれているのが、また魅力です。にいなちゃん、礼ちゃんと一緒に霜柱を踏んではしゃぐミシュカ、信じられない出来事で突然誰もいなくなってしずむミシュカ、再び霜柱を踏むとみんなが呼んでいる!と感じるミシュカ…。
すてきな物語をありがとうございました。1日も早い事件の解決をお祈り致します。
コンティニュー (Vol.27)
4月2日に最終回を迎えたエウレカセブン。泣いたり、笑ったり毎週日曜日が楽しみだった。
そんな大好きなエウレカセブンの特集をしてくれたCONTINUEさんに感謝!
雑誌の中で特集されてる部分の内容は、全50話解説やPROJECT EUREKAに関わった方のインタビュ-などが載っています。特に49、50話の解説は必見です!