ぶっちゃけ蒼井そら (ベスト新書)
そら姐、深いです。
AV女優として人気が出れば出るほど葛藤と矛盾に苦しんだという内容は胸に迫ってきます。
日記が載せてあったのには驚きました。
そら姐の葛藤を通して表面的にしか知らないAVの世界を知ることもできます。
やめたいこともあったのに、やめなかった理由、、、深いです。
ハードな話の一方で、本人の恋愛経験とかエッチ話がノリよく(かつマジメに)
書かれているので女性でも読みやすい感じです。
女性として共感するところがいくつもあります。なんかかわいいです。
(前書きに特に女性に読んでもらいたいようなことが書かれていました)
個人的には、家族に愛されているそら姐の様子が描かれた幼少期からデビューするまでの話が興味深かった。
いろいろ考えさせられたし、家族の愛情ってすごく尊いものだと感じさせてくれました。
HIV、エイズ予防についても呼びかけていました。
そら姐としてビシッとコンドームの着用を促しています。
それ姐がすごいのは、男性に対してだけではなく、
女性に対してもコンドームを持つことの大切さを訴えていることです。
とにかく全部かっこいいです。しつこいけど深いです。
読み終わったとき、蒼井そらファンでよかったと思いました。
nude
リアリティある本の内容。
読めば、読むほど、その本の中に引き込まれます。
時間を忘れて、読破してしまいました。
読みやすい内容となっています。
しかし、本の内容は、深いと思います。
「心友」とは何か・・・
考えさせられました。
本名、加藤まい ~私がAV女優になった理由~
この本のキーワードは「晒す」ではないかと思います。
いろんな意味で自分を「晒す」ということ
裸になること
人前でセックスをすること
自分の過去を語ること
自分に正直であること
これらのことを通して
自分の生をぶつけているんだなぁと感じました。
応援したくなりました。
軽蔑 ディレクターズ・カット ブルーレイ [Blu-ray]
新宿のバーでポールダンスを踊る女と、そこを縄張りにしているヤクザの子分の男。
そんなふたりが恋に落ちて逃避行する・・・・のだが、着いたところは男の新宮市の実家。
小林薫演じる父親はまずまずの成功者らしく、当然ふたりの恋愛には反対する。
この時点で「逃亡劇」ではないことがわかる。
鑑賞前はヤクザに追われてダイナミックに逃げ回る「ニューシネマ」のようなふたりを
予想していたのだが、現実はもっと生活感があるものだった(笑)。
高良健吾は「蛇とピアス」とか本作のような眼光鋭い「ワル」から、引き籠りの「お兄ちゃんのハナビ」
「白夜行」まで幅広く演じられる俳優だ。どちらに振れてもしっかりと溶け込めるのが強みだろう。
今回も行き場のない感情を上手く表現していた。
鈴木杏も「花とアリス」から比べるとビックリするくらいの挑戦だったが、頑張っていたとは思う。
ただし、ポールダンスはソロで演じさせた方が良かったかもしれない。両端の外国人ダンサ−のほうが
背も高くてキマっていたからね(笑)。
一糸纏わず、というシーンもメイキングで「全く気にならなかった」と語る通り、十分に色っぽかった。
大森南朋も凄みのある「ワル」を演じ、緑摩子も久し振りにその存在感を見せつけた。
ゆえに本作最大の課題は「脚本」にあるだろう。
原作は未読だが、高跳びというくらいなら実家に帰らなくても・・・と思ったり、またいきなり
新宮市で闇賭博が横行していたり、最後は放火されたりと、何だかヘンテコなのである。
また新宿の親分衆も借金を置いて逃げた男を追いもしないし、それからお互い他の男女と関係を
持つ(浮気)のに、その後映画的進展がない「放りっぱなし」状態。
せっかく熱演した蒼井そらも中途半端に終わってしまった。
映像力はさすがHDであり、クリアにまとめた質感は見事だ。これを観てしまうと、DVDには
戻れないなあ・・・(笑)。
特典映像はDVDで、メイキングと舞台挨拶などが収録されている。
恐らく撮っている最中は「傑作になる」感じがしたのだろうが、最終的に破たんしてしまったのでは。
星は鈴木杏の頑張りに3つです。
軽蔑 ディレクターズ・カット [DVD]
高良くんと杏ちゃん以外の若い俳優さんが共演していたら・・・とかんがえるとぞっとします。
二人の素晴らしい演技力にひきつけられました!!
とくに電車で別れるシーンの高良くんのショットは凄いですね。素人のわたくしでも鳥肌たちました。
展開はたしかにパパパッと早かったので星5つあげれませんが。
カズと真知子が本当にこの二人なんじゃないかって思えるぐらい主演の二人に感動しました。
映画好きにはぜひ。