クロス*ハート
CooRieさんの待望の新曲です。
今回はアニメ「京四郎と永遠の空」の主題歌で、何度聴いても心に残るような、優しい曲になっていて素晴らしいと思います。
CooRieさんの曲をあまり聴いた事の無い方や癒しを求める方もお勧めできる曲だと思いますので、是非手にとってみて下さい。
京四郎と永遠の空 (1) (カドカワコミックスドラゴンJr)
テーマは物と人間の恋、三角関係、空・せつな・京四郎の成長だと言えます。
展開が早い割にとてもたくさんの要素が詰め込まれているので、
(言うなら学園コメディ+恋愛+メカアクション+ファンタジー+少女漫画)
物語についていくのが大変で、好き嫌いの分かれる作品だと思います。
まず主人公の白鳥空ですが、ちょっと感情移入しにくいキャラです。
けして嫌な子というわけではなくて、彼女なりに考えて動いているのですが
せつなの強さのせいか、いらない子に見えてしまうのは否めません。
また京四郎は、せつなに対する命令や態度があまりに酷で、
逆に空には優しく、その温度差は読んでてつらいものがあります。
メインキャラなのにも関わらず、良い部分が立ってないのが残念です。
そして物語の鍵である、人間ではない絶対天使と呼ばれる戦闘兵器ですが、
この絶対天使はとても魅力的に描かれています。
反面悲しいエピソードも多く、思わず涙がこぼれそうになる場面も多いです。
平和な世界で戦うための道具である自分は必要ないと自覚しつつ、
京四郎に服従し、尽くし、共に闘うせつなの姿には、とても胸を打たれます。
演出面ですが、一昔前の少女漫画のようなお花畑やキラキラ演出を多様し、
「白馬の王子様」、「お姫様」、「ときめきの白昼夢」など
読んでてむずがゆくなるようなセリフでいっぱいです。
こういった部分は、苦手な方にはとことん駄目だと思います…
と、一般の方におすすめするにはいろいろな問題点はありますが、
絵は安定して綺麗で、女の子は愛らしく、男性は美形に描かれています。
歴代の介錯先生のキャラがアレンジを加えられて総出演しているので、
好きなキャラを探してみるのもまた一興です。
京四郎と永遠の空 オリジナルサウンドトラック
作品中で使われていた曲がとても気に入っていたので購入してみたところサントラには入っておりませんでした。サウンドトラックというよりは選りすぐった曲のみを扱ったアルバムという印象でしたね。
数分もある曲なのに何故カットされてしまったのかは分かりませんが、お気に入りだっただけにかなり残念です。
京四郎と永遠の空 (2) (角川コミックスドラゴンJr. (KCJ99-2))
テレビで見て1、2巻同時購入しました。
絵が可愛かったのと、同時にSF入ってる?という気がしたので。
読んでみて、つまり主人公の空ちゃんは自分はごく普通の女の子だと思って、恋愛もしたいし憧れもある…でも実は………っていうこれからの展開が楽しみです。
ハマっちゃう人はハマっちゃうんじゃないかな〜萌え?(笑)
京四郎と永遠の空 第一巻 (初回限定生産) [DVD]
「鋼鉄天使くるみ」「神無月の巫女」で有名な介錯による最新作がこれだ。
介錯のファンには安心出来る内容となっており、メカ+美少女というスタンスも前作「神無月の巫女」と変わらない点だ。
また、「神無月の巫女」では、やや百合ものという印象を受けたが、こちらは単なる学園ものとなっているようだ。それから、恋愛もこの作品のテーマとなっているようでもあるので、なるべくなら一貫性を持たせた作品となればもっと良いだろう。