刑事魂 ~ TV刑事ドラマソング・べスト
これは、昔のドラマといえば刑事ものと思われる30代以降の人には懐かしく、また新たな世代にはこんなに迫力のある音楽がドラマにあったのか!と思わせてくれるアルバムになりそうだ。
1の『太陽にほえろ!』メイン・テーマだけでなく、マカロニ刑事・ジーパン刑事のテーマと忘れられないあのシーンが蘇る。4『俺たちの勲章』メインテーマに、カーアクション炸裂の5『大都会・闘いの日々』メイン・テーマはPARTII、IIIも網羅。またまた石原軍団の9『西部警察』メイン・テーマ。コビ刑事の代名詞11『あぶない刑事』主題歌、なつかしい刑事ドラマ13「刑事くん」主題歌 桜木健一懐かしい!。土曜日の夜を楽しませてくれた『Gメン'75』メイン・テーマ、コメディー路線?の『噂の刑事トミーとマツ』主題歌、大ヒットした『熱中時代・刑事編』主題歌「カリフォルニア・コレクション / 水谷豊」などなど。初CDとなった『大空港』メイン・テーマとよくぞここまで、日本の刑事ドラマ音楽を集めたと拍手を送りたい作品です。
相棒DS (初回生産:「名セリフステッカー」同梱)
まだ途中ですが、 プレイした感想としてはゲームというよりサウンドノベル的な印象です。タッチペン等を使用する場面もありますが、間違えていても右京さんが間違いを指摘してくれるので、まず行き詰まる事はないです。相棒の作品は好きだけどゲームは苦手で購入に踏み切れないという人でも安心して遊べるレベルだと思います。ただ、ゲームとして捉えると物足りないかもしれません。
暮らしてわかった!年収100万円生活術 (講談社プラスアルファ文庫)
会社なんか辞めてしまえっ!たとえ年収100万の生活になったとしても俺は生きてけるぜっ、きっと、たぶん、おそらく……。果たして生きていけるかどうか、この本を紐解いてみた。
なるほど、体験者ならではの実感や生活の知恵は溢れている。しかしこの本の一番の売りは第四章にある『年収100万一人暮らしの支出内訳』案であろう。月83000円で済ませるために、住宅費35000円、公共料金10000万円、保険2000円、食費24000円、こずかい6000円、貯蓄6000円、で計算している。一つ一つの数字は確かに根拠があるだろう。しかし年金の重要性を言っている割にはこの中に入っていなかったり、車は持たないという設定にしては交通費を計上していなかったりしていて、この試案は穴だらけであるとしか思えない。
私は100万は無理だ。しかし120万なら何とかなるかなと思った。
相棒 season9 DVD-BOX II(5枚組)
まぁ、前沢さんがいないから★4つにしたわけではないんですが(笑)、相棒はやはり脚本の質にある、ということを再認識したのがこのシーズンだったわけでして、前シーズンに比べるとグッとレベルが上がりましたね。「相棒がつまらなくなったのは、神戸への交代のせい」みたいな、いわれなき中傷が意味のないものだと証明したシーズンだったとは思います。
ただ前半クールにあった「暴発」「ボーダーライン」といった、深〜い余韻を残すような衝撃作はなく、舞台劇といいますか、特命係によるコント回だった(12)や、1シーズンに2回の登場はさすがにお腹いっぱいだった陣川クン回(17)、監察対象となって窮地と見せかけてトラップを仕掛けた(16)など、「ネタ会」が多かった印象ですね。
他にも、神戸クンのキャラを生かした(13)「通報者」なんかも、ちょっと“あざとさ”を感じさせたり、水谷豊×火野正平なんて魅惑のキャスティングで期待させた、桜井氏の(15)「もがり笛」も、テーマ設定は斬新ながら、やや練込み不足を感じましたね。そんな中、あの徳永氏が本当に“化けた”のか、小松の親分の名演とともに(14)「右京のスーツ」はよかったですねぇ…。
そういうわけで、前半クール+劇場版に精力を使い果たしたかのごとく、改めてラインアップを見直すとやや小粒と言いますか、75〜80点といった佳作レベルの作品が多かった印象ではありますね。と言いますか、退場する小野田官房長への“落とし前”ともいえる最終話SP「亡霊」が、片山雛子(木村佳乃×内山理名共演にヒヤヒヤw)や瀬戸内米蔵、本田篤人といった、過去のオールスターキャストと劇場版キャストを取り揃えた割には、その出来栄えに深い余韻もなく、かつ来季の方向性も垣間見えないという、尻切れトンボっぽいところが印象を薄くしているんですよねぇ。
俺たちのメロディー
私は5曲目の「男達のメロディー」を聴きたくて買いました。
「めちゃイケ」のゴルフチャレンジの挿入曲として使われていました。これ最高です。サビの ♪運が悪けりゃ死ぬだけさ〜 のフレーズには本当にシビレます。休日のドライブはこの曲だけエンドレスでリピートしております。
「太陽にほえろ!のテーマ」もずっと欲しかった曲でした。
最近はニューレコーディング・バージョンもあるようですが(私が知っているのは「tomorrow」というコンピレーションアルバム)、この旧レコーディングの味は何にも代えがたい魅力があります。
以上の2曲を1枚のCDで楽しめるという点で(しかもこんなに安く)、このアルバムは私にとってお買い得でした。
他にも「ルパン3世のテーマ」(インストゥルメンタル)や「傷だらけの天使」は今でも聴き応えのある名曲ですし、有名な「BadCity」も入ってます。
思わぬ収穫だったのは、8曲目の「ラブスコール」。知らずに聴いていると、・・・なんと峰不二子のテーマでした。これは思わぬ掘り出し物でしたね(笑)。
さすがに私も全曲知っているわけではありません。知らない曲のなかには正直「何だこれ、いかにも古い歌だなあ」と感じるものもありました。でもきっと知ってる人にはそれも懐かしくて堪らないのでしょうね。「男達のメロディー」や「ルパン3世」や「傷だらけの天使」なんかはまったく古さを感じないと思います。
子供のときに何度も聴いて、欲しいと思いながら手に入らなかった名曲たちがこうして今自分の手元にある――この“快感”は・・・言葉にできません。