ちょっと間抜けなベタニーさんが凄く可愛い!キルスティンも何から何まで可愛くて、とってもキュートなカップルでした。話の盛り上げ方はやっぱりハリウッドにはかないませんが、凄く微笑ましい雰囲気で良かったです!
脇役も凄く良かった。ナルニア国物語でタムナスさんを演じてたジェームス・マカヴォイもピーターの全く似てない弟くんとして出演してるのですが、この役が結構おいしい^^
おすすめできます!英国製ラブコメ。おすすめ度
★★★★☆
ピーターは落ち目のイギリス人プロテニス選手。
若手の台頭著しいプロの世界では体力的・精神的にキツイこと、このうえない。
かなり裕福な家庭の出身だし、テニスコーチとしての職も確保してあるので、ワイルドカードで出場が決まったウィンブルドンにも欲はなく、一回戦で敗退したらさっさと引退しようと考えている、、、。
が、ひょんなことで若く魅力的なアメリカ人女子プロのリジーと知り合い恋に落ちたことで、彼は順当に勝ち抜いていく、、、。
イギリス映画でいつも面白いなと思うのは主人公の性格づけだ。
どこにでもいるような、私や貴方のような普通の人間。
悩みや不安を抱え、温かい家族と良い友達を持ち、自分をわきまえ、ユーモアを保ちつつ人生を生きていく。
ヒーローやアウトローではないからこそ、主人公に共感を持ち応援したくなってしまう。
往年のテニスファンにとっては、解説者役で出ている”悪童”マッケンローや、クリス・エバートを見られるのは嬉しい限り。
ジャッジの際どい判定に、マッケンローが「僕なら火を噴いてますよ」との字幕セリフに大笑いしてしまった。
ウィンブルドンでは、近年イギリス人男子プロが優勝したことがないせいか、映画とはいえイギリス人のピーターが決勝に出場する場面の撮影で使ったエキストラが異様に盛り上がり、撮影終了の合図を送っても興奮して応援を続けていた、、という裏話がまたまた笑える。
P・ベタニーは長身で、裕福な家庭出身のテニス選手役にぴったり。
K・ダンストもこの撮影のために特訓したらしく、フォームもばっちり決っているし、何より勝気なアメリカ人女の子をうまく演じている。
恋愛したい方におススメです。
おすすめ度 ★★★★☆
土曜の夜に、”la plus belle victoire(ラ・プリュ・ベル・ヴィクトワール)”訳すと、「一番すばらしい勝利」っていう映画をテレビで観ました。
プロ・テニスプレーヤー同士の恋愛の話。
ブルゴーニュの赤ワインを飲みながら、テレビをつけたらちょうど始まったところで、フランス語バージョンだったんですけど、ついつい見てしまいました。
いや〜、恋愛ってすばらしいっ!!って一人、盛り上がってしまいましたよ。
しかも、最後なんて、(テニス経験者として)
今すぐ、テニスしたいから〜!!! タケに電話しないと!!!!! 明日、朝6時にテニスコートに集合だからねっ!! ヽ(`Д')ノって。
あー、それにしても、この映画面白かった!! っと思って、チェックしたら、「ウィンブルドン」って言う名前の映画だったんです。
もう、各国〜、タイトル統一しましょうよ(;'Д`)ノ
コレ、飛行機の機内でやってたんですけど、つまんなそうだから見なかったんです。 でも、結構、面白かったんじゃない(*'▽`*)
というわけで、恋愛をしたくなる映画です。
概要
全英オープンテニス(ウインブルドン)を最後に引退しようと考えていた落ち目のテニス選手ピーターは、ホテルの部屋を間違えたことをきっかけに女子の優勝候補リジーと出会う。気があったふたりは接近していき、彼女の応援でピーターは勝ち上がっていく。リジーは勝利の女神。しかし、ピーターに恋した彼女は、反対に心乱され、肝心のテニスが疎かになってしまう…。
ヒロインが有名で相手役が無名という関係、男性のまわりのユニークな家族、友人たちなど、構成がどこか『ノッティングヒルの恋人』を思わせるも、舞台はテニスのトーナメント。選手のジンクス、記者会見、エキサイティングなゲームなどテニス界のエピソードとラブストーリーが絶妙のバランスで描き出され、さわやかでコミカルな作品に。
主演のポール・ペダニー、キルスティン・ダンストともにテニスプレイヤーにピッタリで、ふたりの好演がこのフィクションをリアルに映し出している。また試合の解説者に往年の名選手クリス・エバート・ロイド、ジョン・マッケンローが顔を見せているのもテニスファンにはうれしい。(斎藤 香)