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アミスタッド

スティーブン・スピルバーグ
おすすめ度:★★★★★
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自由
おすすめ度 ★★★★★

 自由を求めての法廷での戦い。

 スピルバーグ監督が作るテーマが重い作品は、個人的には評価が高い。『シンドラーのリスト』、『ミュンヘン』等、けして面白味はないが、ノンフィクションで今まで知らなかったことが分かるという意味で、ある意味教科書のような作品は自己啓発に必要だと思う。

 素晴らしかったのが、ジャイモン・ハンスゥとアンソニー・ホプキンス。特に、ジャイモンの演技は胸を打たれます。ラストのセリフは泣かせてくれます。彼の演技を見るだけでも価値はあります。

 DVDの仕様は、特典が物足りない感じです。そろそろ、新しい仕様のものがリリースされないかと願うところです。



悪くない映画だと思うが。
おすすめ度 ★★★☆☆

 この映画を観るとアメリカはとっても理解のあるまさに「自由の国」だと思う。実際どうかは知らないが、アメリカは「黒人」に理解があるらしい。
 僕はあまり真剣に観なかったので、この程度の感想しかない。僕と同じように映画として観る分には悪くない映画ではないか。



州裁判所判事の生き方に共感を覚えた。
おすすめ度 ★★★★★

1839年、コネチカット州で、メンデ族(現在のシエラ・レオネ在)のシンケならびに仲間の黒人たちを被告とし、奴隷船アミスタッド号の中で起こした集団殺害に対する裁判が開かれた。これに対して、奴隷船籍スペインの王女(イザベラ2世)、スペイン奴隷売買人、アミスタッド号を拿捕した海軍軍艦艦長ゲドニー大尉は、シンケたちの引渡しを要求する。これに、奴隷制度に対する立場の異なるイングランド、アメリカ北部、アメリカ南部の政治的思惑がかかわってくる。
 州裁判所で一旦、シンケたちの無罪判決が出たものの、大統領の判断により、最高裁に持ち込まれることになる。シンケたちの弁護士など応援者は、第6代大統領ジョン・クインシー・アダムズ(このときにはすでに大統領職を退いており、周りから父親に似ぬ‘でくのぼう’と後ろ指を指される存在だったのだが)に支援を頼む。クインシーが最高裁判所の父親の胸像の前で「シンケたちに習って我々も合衆国建国の父たちの知恵を借りよう。アメリカ合衆国の建国宣言にすべての人間は平等に造られているとあるではないか。」と演説を行なう。
 シンケ、弁護士ボールドウィン、ジョン ・クインシー・アダムズの交流には胸を打たれる。しかし、私が一番、共感を覚えたのは、州裁判所判事に生き方についてである。プロテスタントの力の強いアメリカで祖父がカソリックであったことを負い目に思い、おそらく苦労の末にようやく裁判官として歩み始めた矢先のこと、大統領など周りからの有言無言の要求に屈せずに無罪判決を言い渡す、この青年の勇気と良心には涙がこぼれた。この映画の中では、先の三人の活躍に比べればまことに地味な役回りだが、私にとっては充分に心に残る存在である。「不当な支配に服せず」とはおそらく言うに易しいが、行なうには莫大な勇気や覚悟が必要であろう。



名作でしょう
おすすめ度 ★★★★★

 アメリカの黒歴史を非常にリアリティ溢れる描写で描き出している。
 言葉の通じないアフリカの黒人とアメリカ。奴隷廃止論をめぐる裁判での戦いを描いたもの。
 セリフなどはかなり感動ものであり、やや冗長である点を除けば欠点という欠点も見当たらない。
 音楽が素晴らしい。場面場面を効果的に引き立たせている。
 アメリカの歴史を知りたければ、一度見てみるといい。



彼らは自由黒人なのだろうか。
おすすめ度 ★★★★★

1800年代、奴隷船アミスタッド号に強制的に奴隷として乗せられたアフリカ人達。彼らはキューバに運ばれた後、船上で氾濫を起こして船を乗っ取ったが、アメリカ合衆国の軍艦に捕獲され、氾濫及び殺人容疑で裁判を受けることになる。

奴隷貿易が廃止されていたアメリカで、様々な国や人物が奴隷としてその所有権を主張する中、彼らはアフリカ人であり自由人なのか?それとも生まれながらにしての奴隷だったのか?
再選期のためこの問題に目を向けたがらないビューレン大統領、アフリカ人を自由人と主張する奴隷制廃止論者、アフリカ人の解放を許さないアメリカ南部人達、所有権を主張するアメリカ海軍及び、当時まだ14歳であったスペイン王女イザベラ2世、そして奴隷貿易商人。様々な立場がからみ、この裁判はアメリカ全土が注目することとなった。


概要
奴隷船「アミスタッド」の中で暴動が起きた。奴隷貿易の商品として船に乗せられた西アフリカ人53名をめぐる1840年代の裁判を、スティーヴン・スピルバーグ監督が映画化した。アメリカの歴史をざっと知るにはこの映画を見ればいい。作品の物語性や技術の高さに定評のあるスピルバーグ監督だが、『シンドラーのリスト』や最近では『プライベート・ライアン』でもそうだったように、その持ち味にこだわってはいないようだ。どちらかと言えば、作品を美しい映像で飾り、感動を誘おうとしているように思える。壮大なメッセージを込めたかったのだろうが、奴隷制度の描き方は単純で、月並みなものになってしまった。登場人物は、ハリウッド映画におなじみの役割を与えられている。「悪党」役に、スペイン人の奴隷商人を配置。熱心なアボリショニスト(奴隷制度廃止論者)の描き方も一方通行で、側面は描かれていない。そんな中、奴隷を輸送する中で起きる一連のシーンは、リアリティにあふれており残酷さをよく伝えている。『アミスタッド』は、法廷ものとして考えた方がよさそうだ。若く理想に燃える弁護士(マシュー・マコノヒー)がゆがんだ政治システムと戦い犠牲者を助けようとする、よくあるタイプの法廷ものだ。奴隷制度の描き方は、『E.T.』の設定にあてはめることができる。アフリカ人による暴動のリーダーとなるシンケ(ジーモン・ホウンソウ)は、『E.T.』で言うところの宇宙人。仲間とはぐれ、言葉の通じないところで家に帰る道を探すという意味ではそっくりだ。砂に絵を描いて地理を尋ねるシーンや、表情を真似させてコミュニケーションを取らせようとするところなど、マシュー・マコノヒーは、さながら『E.T.』をかくまうエリオットだろう。少年と迷子になった宇宙人の心の交流を描いたSFファンタジーでは文句なしに感動をよびおこした設定である。しかし、複雑に絡み合った歴史という真実を扱うには弱かったと言わざるをえない。(Dave McCoy, Amazon.com)

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