文字どうり色褪せない面白さ!おすすめ度
★★★★★
今まで観てきた侵略ものの中で最も面白いのがこの作品。スピルバーグ版「宇宙戦争」も十分楽しめたが、純粋にエンターテイメントとして楽しむのであればやはりこちらがおすすめだ。
物語は至って単純、ある日(7月2日)世界的な電波障害が起こるがそれが月から発信為れている未知なる電波の為だと分かる。やがて超巨大UFOが地球上に現れ、人間とは思えない程バカな民衆共はその未知の物体をバカみたいに歓迎するが、案の定UFOは人類に対して攻撃を開始し、世界の主要都市は消滅為てしまう。ここからはお約束である。人間共はUFOをなんの考えも無しに攻撃しまくるがUFOに張られたバリアーに尽くはね変え為れてしまう(7月3日)。然し、たった一日の間にこれほどにも無数の攻撃を繰り出せるのだろうか?
そして、7月4日(インデペンデンスデイ)準主人公が考え出した攻撃方法によって、遂に決死の攻撃が始まる!
このストーリー構成はウルトラQみたいで楽しめるし、あの宇宙戦争の地味な最後がこんなにもスペクタクル満天に脚色されるとは素晴らしい。
キャストも見事だ。まだ無名俳優だった黒人俳優ウィル・スミス、「ジュラシックパーク」でハマリ役を演じたジェフ・ゴールドプラム等豪華な(当時はそうでも無かったが)顔ぶれだ。
監督ローランド・エミリッヒもこの作品で名声を手にいれたのだった。
今でも色あせないおすすめ度
★★★★★
巨大なUFOに不気味なエイリアン。そして大迫力のドッグファイト。SFとしては典型的な設定ですが、当時はスターウォーズ以来の久々にSF超大作として盛り上がったのではないでしょうか。
ウィル・スミスはやはりSF映画の王ですね。最近では「最後の恋のはじめ方」や「幸せのちから」など様々なジャンルの映画に出演してますが、個人的にはSF映画のウィル・スミスが好きです。
今はメン・イン・ブラック3を製作中とのことで、日本公開が非常に楽しみです。
単純に熱くなれる映画。
おすすめ度 ★★★★★
この映画は公開1年前からさりげなく劇場にポスターが貼られてました。宇宙から見た地球に「Take a look sight at your last」と不気味に書かれていました。その後、「地球よ、よく見ろ人類の最後を」と日本語版のポスターに変わりました。公開半年前ぐらいから徐々に映画館で予告編が始まりとても期待した1本で、その期待を裏切りませんでした。後半のウィルスを撒き散らしてバリアーを破壊してからはもう戦争映画です。単純に熱くなってしまいました。
巨大な火炎放射器みたいな武器でいちいち各都市を襲ってもあまり効率的ではないし、たった数日宇宙人に侵略されただけでタイトルが「独立の日」なんていかにもアメリカ万歳映画かもしれませんが一応世界各国にモールス信号送ってるので許してあげてください。それと不思議な事に炎上とか炎等のシーンがあると人間の感性にとても影響を与えるそうです。もしこの映画も巨大な火炎放射器の代わりに冷凍光線だったらこんなにヒットはしなかったかもしれません。
この映画、宣伝の割りには制作費が少なくて円盤の灰色の煙は絵の具の灰色を水に1滴落としたのを利用したり、ビルが燃え上がるのもセットを垂直にして下から炎を上げたり結構アナログ的なんです。
墜落した円盤に乗っていた宇宙人達と闘うという「2」の企画はどうなったんでしょうねぇ。