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新型インプレッサWRX STIのすべて (ニューモデル速報 (第403弾))


おすすめ度:★★★★★
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真打ち WRX-STI登場!
おすすめ度 ★★★★☆

”普通のインプレッサ”とは別のプロジェクトチーム&マネージャー体制でこれまで以上に特別なモデルとして開発されたWRX−STIがついに登場!

ベースモデルでも3ナンバーサイズの全幅はさらに1795mmまで拡大されランエボXと同じ245サイズの18インチホイールを収め、現代版ランチアデルタ インテグラーレを想わせる。
マルチモードDCCD&VDC、SI-DRIVEなどの装備を加えた300psオーバーのパワートレーンを操るのは6速マニュアルのみとこれまで通り硬派な一面を見せる。

待ち望んだランエボXとの対決試乗記は8ページに渡ってレポートされ、速く走るために努力を必要としないまでに高度化されたランエボXと、
速く走るための過程を低い重心高&慣性モーメントと、路面を捉えつづけるサスペンションを武器にドライバーとともにつむぎ上げていくWRX-STI。
両者とも走行性能のみならずプレミアムカーとしての素質を大幅に上げてきている。
その結果はいかに!?

WRX-STI開発ストーリーでは308PSの数値の意味、なぜ2ペダルMTにしなかったのかが語れる。こちらも一読の価値あり。



プレミアム・スポーツ路線へのシフト
おすすめ度 ★★★☆☆

セダンとスポーツワゴンという二本立てからハッチバック一本へと整理された(北米仕様はセダンもあり)3代目インプレッサから真打ちとも言えるSTIモデルがデビューした。
これまでのモデルでSTIと言えばコンペティションモデルに近いハイパワーバージョンであったが、今度のモデルはプレミアムスポーツに近づいたと言える。どちらかと言えばBMWのMシリーズやメルセデスのAMGシリーズの様な位置づけだろうか?ただそうしたモデルであると考えるとノーマルモデルと同じ2リッターターボであるとかいった差異が少ない事から、もう少し差をつけた方が良いかと思う。今のままでは中途半端に終わってしまうだろう。
あとランチア・デルタ・インテグラーレばりのブリスターフェンダーも雰囲気があって良い。ただ、リアフェンダーとテールランプに切り欠き線とのバランスに無理はあるが、多少の荒唐無稽さはあっても悪くないだろう。
このクルマ自体、従来の路線がリセットされて、どう進化してゆくのか分からないが、これからの進路に注目したいクルマのひとつだ。


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