出世頭のJデップをはじめ、Fウィテカー、Wディフォーと今をときめく俳優達の若き姿が見れます。 内容も素晴らしいですが、セリフも無いような脇役にいたるまで各キャラクターが輝いてるのがこの映画の魅力です。 悪役であるはずのバーンズ軍曹まで「頼りになる理想の上司」に見えてきます。(プライベートでつき合うのは真っ平ゴメンですが・・) トム・ベレンジャーの今の低迷ぶりはひじょうに残念ですが、彼見たさに年に1〜2回は必ず鑑賞してしまう名作です。音楽も素晴らしい!
戦争映画という枠を超えた一つの芸術作品おすすめ度
★★★★☆
この映画が上映された時、北ベトナムの視点が欠けているという評価が印象的でしたが、あらためて観てみると、そんな視点を付加する必要はなかったのだと思えます。敵の視点が欠けていたからこそ戦争状態になったのであって、敵の視点をそんな中で入れようとしたらそれこそ嘘の作品になってしまう。敵をあくまで味方の視点から描く事に徹した事は、この作品にとって良かったのだ。
戦争の中で、敵側の民間人と軍人を区別する事は不可能であり、結局戦争が起これば必ず民間人は爆撃され銃殺されていく。それがこの映画では淡々と描かれていて、それは今ですらアメリカが、あるいは世界が直視出来ていない一番大切な点であり、それを描いたからこそ、この作品は時が経っても色褪せないのだと思います。
当たり前の事が描かれているこの20年以上前の映画が、全く色褪せず、今の世界の問題を指摘し続けている素晴らしさと救い難さ。それは何に例えたら良いのでしょう?
戦争映画の傑作おすすめ度
★★★★★
初めての「ベトナム映画に出兵した元兵士によるベトナム戦争を描いた映画」です。
この映画に主演しているチャーリー・シーンのお父さんである、マーティン・シーンが主演した地獄の黙示録と比較するとやはり戦場の兵士達のリアリティーという点の描写は全く違うと思います。
全ての登場人物が、監督が実際に戦場で関わった人をモデルにしているとのことで、登場人物一人ひとりが、全て生きたキャラクターになっていると感じます。
以前廉価版を購入したのですが、買いなおそうかと思っています。
やっぱり 買っちゃうんだろぉ〜うなぁ〜〜
おすすめ度 ★★★★★
【 PLATOON 】 だけで 3本、 持っているというのに・・・
TOM・BERENGER が 演りきっていた バーンズ軍曹が たまらなく 好きなんで・・・・・
戦争映画が 苦手な私だけど、 この作品は やっぱり スゴイので 見入っちゃう・・
字幕つき → 監督・ダイ大尉の 音声解説 → 字幕つき → 字幕なしで観て、 英語字幕で観たり、 早戻ししたり、 繰り返したりと
一度 観始めると 【 プラトーン 】 漬けの 毎日が続く。
C・シーンは まだ なにか どこか演じてる という気がするけれど、他の配役は 不自然さを 感じない。
W・デフォーは もちろんだが、 J・C・マッギンリー ( 難しい役を よく やったなぁ〜 )、
F・クイン、 C・ペダーセン、 K・ディロン、 J・アダム・グローバー・・・・・
この作品から 気にかけていた F・ウイティカー ( アカデミー賞 受賞 おめでとう! )
エンド・クレジットで、 ひとり ひとりの紹介に 監督の心情が 伝わってくる。
上映してから 20年・・
アメリカ は No.-1、 自分たちは 正しい という気質が 抜けない