初期の衝撃的な爆発力やメッセージ性と、売れていた頃の哀愁溢れる美しいメロディーと演奏力のいい部分を融合させたような作品です。エレカシ第三期の幕開けを予感させる作品。
今思うと。おすすめ度
★★★★★
アルバム「俺の道」が発売されてから随分経ちますけども。
今思うと、「俺の道」の序章みたいな感じですね。
何か閃いた!!!!
んだけども、まとまらない・・・・。
っていうのが見え隠れしてるようなー、そんな気がします。
・・・っていうのは私が「俺の道」から先に聞いてしまったから・・・かもしれません。ちゃんとCDの順をおえばこんな事にはならなかっただろうに・・・。うーむ残念!
でも!!!!!!
エレカシはホント、自分達の方向性をあらゆる方向に伸ばすのがウマイと
つくづく思わされた作品でもありました。
それが、大抵のアーティスト達は中途半端で終わってしまう事なのでしょうが、エレカシは何か中途半端になってない・・・。
毎日が真剣勝負だ!って感じをヒシヒシと感じさせます。
多分、そういうトコにファン達は魅力を感じるんでしょうね。
色んな辛い体験を得た人達が、誇りを持って伝えられる事って、きっとあるんだと思います。
このミニアルバムは、そういった意味で覚醒的な感じを受けますが、
今も進化を遂げつづけているエレカシの途中経過に過ぎません。
これが途中経過っていうのも凄い話なのですが。
出来の良すぎる途中経過です。
死ぬ前に聴けおすすめ度
★★★★★
音楽を言葉で紹介するのは本末転倒な話であって、グルーヴ感とか批評的な言葉を積み上げれば積み上げるほど、曲の本質から遠ざかる、と僕は思う。では何故、このレビューを書いているのか? 答えは簡単。より多くの人にこの曲たちを聴いてもらいたいから。言葉では曲の凄さを伝えられないので、シンクロしやすい人の条件を以下に書く。
・20代
・男性
・フリーター
・独身
上の条件に当てはまる人間は必ず聴け。聴かずに死ぬな。
まだまだこんなもんじゃない!おすすめ度
★★★★☆
エレカシの最大の魅力である「突破力」が徐々に蘇ってきたようだ、本年有数の佳作と言ってもよいだろう、しかし、宮本さん!「日常生活の羅列」はもういいです!正しい状況認識を持っているというのはあくまで「前提」ではないでしょうか?
その上で「新たな価値」をどう創造していくかが重要だと思います。
『漂う人の性』は彼らの数ある楽曲の中で、有数の名曲です。近年ややもすれば感じられた「安易な方向」(「羅列」というのはそういった部分です)に流されることなく、いい意味での「自問自答」を繰り返しながら、聴いた後に深い感動が残る素晴らしい作品です。