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+ となりのトトロ +

となりのトトロ

宮崎駿
おすすめ度:★★★★★
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懐かしい日本の風景
おすすめ度 ★★★★★

 昭和30年代に東京の郊外で生まれ育った私にとって、この作品の光景は、余りにも懐かしく、切ない物ばかりである。古い大きな木、切り通しの赤土、雑草の緑、木造の小学校、雨の日の水溜り、停留所の脇の古びたお稲荷さん、・・・こうした風景の懐かしさ、切なさに惹かれて、この作品を何度も見てしまふのは、子供たちよりも、私の世代の大人たちの様である。−−この作品の、こうした日本の風景が、現代の日本の子供たちに、そして、世界の子供たちに愛され続けるなら、こんなに嬉しい事は無い。同時に、昔の日本の子供の我慢強さ、優しさが、この作品を通じて伝えられて行ったらと、思ふ。

(西岡昌紀・内科医/雛祭りの日に)



昭和30年代を舞台にしたファンタジー
おすすめ度 ★★★★★

この映画は何度見ても、いつもワクワクして、ホっとする

昭和30年代の田舎の田園風景、
舗装道路なんてなく、くたびれたオート三輪が走っている
電気こそ使えるものの、照明以外の家電はほとんどなくて、
水道はなく井戸水や川水、電話のある家も限られる
そんな中、サツキとメイはとても明るく前向き、
毎日が驚きと発見の連続だ
思い起こせば、小さなころ夏休みに祖母の田舎に遊びにいくと、
何もないのになぜ毎日があんなに楽しかったのか
古き良き日本の姿とはこういうものではなかったか

物語に登場するトトロ
幼心に想像した「こんなオバケが友達だったらいいな」そのもの。
丸く、柔らかく、愛くるしい目と、ナマケモノのような手 (w
日々の生活では忘れがちな自由な想像力をくすぐってくれる
そしてサツキとメイ以外には見えない、という小さな秘密
誰しもこんな小さな秘密にワクワクしたものだ

昔、自分が何を考え、想像していたのか
そんな自分のルーツを思い起こしてくれること請け合い

大人がみてもおもしろい「トトロ」
おすすめです。



やっぱりジブリ
おすすめ度 ★★★★★

ヤッパリ、ジブリ作品は人の心に染み込むというか、
あと糸井さんのお父さんのやさしい感じが出ていますよね。
何回も見てしまうこのメイ作品に☆を五つ!!!



夏休みに絶対お勧め!
おすすめ度 ★★★★★

3歳の子供が、去年初めて見てからずっと「トトロトトロ」とうるさいです。

私たち親の世代以前が体験したであろう田舎の風景、子供の精緻な描写、物語、どれをとってもすばらしい。私の母と義母は口をそろえて「千と千尋よりこっちがいいねえ。」といいます。私の母は「そうね、お母さんが病気ってのは一番大変なのよね」と涙ぐんでいました。私はメイが「うわーん」って泣き出すところが「うまいなー」と思いました。(きっと監督はここに力を入れているに違いない!)いずれにせよ、このビデオ、1つ持っていても損はない!何回も見ることになると思いますからね。


このオープニングテーマって
おすすめ度 ★★★★★

「歩こ~、歩こ~、私は元気」って古くからの歌かと思っていたらトトロ
のオープニング曲だったんだ!それだけこの映画が浸透しているのだと
つくづく思った。2歳の子供に、きれいでかわいい物語を見せたいと思って
購入したのだが、親である私も感動してしまった。ストーリーはもちろん
絵がきれいだし(宮崎アニメはみなそうであるが)昔ながらの風景や子供の
動き、男の子の自転車の乗り方など細かいところまで気を配っている。
子供もとても気にってしまい、もう何度見たことか!!台詞も覚えてしまって
いる。物語の時間が多少短いのも子供にとって飽きがこなくて良いのかも。


概要
母が入院している病院の近くの農村に引っ越してきたサツキ(声・日高のり子)とメイ(声・坂本千夏)の姉妹は、そこで奇妙で愛らしいモノノケのトトロと出会い、仲良くなっていく。やがて夏が来て、ひとりで病院へ行こうとしたメイが行方不明になってしまうのだが…。

郷愁に満ちた日本の民話テイストを元気良くつづった、宮崎駿監督ならではのファミリー・ファンタジー・アニメ映画。その年のキネマ旬報ベスト・テンでは、アニメ映画初の第1位に輝くなど、数々の映画賞を受賞している名作中の名作であり、いまやこの映画を観たことのない子どもはほとんどいないのではと思わせるほど、日本の家庭に浸透している永遠不滅の作品である。イマジネーション豊かなモノノケたちも愛嬌たっぷり。(的田也寸志)

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