FF最高傑作。おすすめ度
★★★★★
FFは7以降、ビジュアルの徹底的な強化に走ってきた。それはPS3で発売予定の13も変わらない。
そんな中、リアル路線を逸脱したこの作品。販売本数も前後の作品と比べ、少ない。
しかし可愛らしいキャラクター、コミカルな人々、わかりやすいストーリー、初期のFFを思わせるエピソード、ボスキャラなど、親しみやすい要素がたくさんある。
主人公やヒロインの個性はやや薄い。しかしその分だけ濃いサブキャラが立つのである。ビビやスタイナー、クイナ、…。僕は皆大好きだ。
ムービーは当時のPSの基準からすれば美麗だが、すでにPS2が出ていたのでそれはセールスポイントにはならない。FF9はムービーに頼らず、ゲーム部分で高い出来を示しているからそれはまったく気にはならない。装備品からアビリティを習得できるシステムはなかなか他にはない。トランスは狙ってやるのは難しいけど、強いよね。
個人的には5、6と並ぶ傑作としたい。
関係ないけど「エクスカリバー2」とった人いますか?あれ激ムズだよねww
惜しいおすすめ度
★★★★☆
ストーリー展開も面白いしジタンの性格が明るくていい。
今やっても面白いけど、戦闘の切り替えが果てしなく遅すぎる。
あまりにも待たされるので逃げたい時も我慢して戦ってるし。
ここまで遅いのなら4人ではなく3人にしてほしかったな。
テンポよく遊べないというのは致命的だと思います。
概要
本作のテーマは原点回帰。あの「クリスタル」が復活し、中世欧州をモチーフにしたファンタジックな世界が舞台となっている。そして、また新たになったバトルシステムは、装備品である武器・防具がカギを握ることに。武器・防具には「アビリティー」(盗む、カウンター、魔法など)がセットされており、装備することでそのアビリティーが使用できるようになる。さらに、アビリティーはバトルで勝利した経験値で習得も可能。アビリティーの習得には、多くの装備品を手に入れることが重要になるが、装備品はショップで手に入れる以外に、アイテムを合成することで新たな品を生み出すことができ、発見や収集をうながす仕組みになっている。 また、新システムとして主人公とは別の場所で行動するキャラを操作し、特定のイベントをプレイするというアクティブ・タイム・イベントを導入。物語の裏側や各キャラのエピソードが知れ、より感情移入しやすくなっている。このほか、本編とは関係ないミニゲームも多く収録。なかでも『VIII』で好評だったカードゲームはさらに進化して奥深いものとなっている。(池村慎一)