DAY DREAM BELIEVER again vol.2 (Beam comix)
最初読み終わった時、どう感じていいのかが判らずそのまま数回読み返しました。
人の中の記憶の悪夢を引きずり出す力を持った、カスミの力が彼女をも浸食していく様は圧巻。
悪夢を見せる。というよりも、会いたくない死者を見せる彼女の力が進行しすぎて、死んだ殺人鬼をも生かし、自分自身をも自分を殺した男の意識を媒介にして生き返ったのには驚きました。
原初の神話じみた純粋な男女の憎しみの話なのか、人ではない力を持った彼らの無垢で無知でどうしようもなく滑稽な寓話なのか読み終わったあと考えてしまいましたが。
もう少し、カスミとカスミを追ってきた記者の男との繋がりに関するエピソードがあれば判りやすかったかなあ。とも思いました。お互いの無くした記憶がシンクロするような。
難解ではありますが。不思議な読後感の残る話で私は面白かったです。
Dream Again
今までのアルバムと比べると異色。
新しいm.o.v.eの世界が広がります!
yuriの声は大人の声で曲に合いすぎ
motsuはさすがのラップ
木村サンは相変わらずいい仕事してくれてます。
アルバム中、唯一のトランス曲「VISION」はオススメ!!
ラブひな スマイル・アゲイン
前作「突然のエンゲージハプニング」同様、館内を歩きまわり会話を発生させていくシステムが遅く感じるので、テンポが阻害されているような感じはしますが、開発側が安易なノベルゲームにしたくなかったからではないかと推測します。ルーレットの成否判定は面白い反面、運の要素がからむので、失敗すると憤慨します。
全9話、そこそこボリュームもあります。アニメと同じ声優を起用しバリバリ喋ってくれるのはありがたいです。イベントのグラフィックがとても綺麗なのでファンは必見です。前作同様、良くも悪くもドリームキャストでしか味わえない物語。
Dream”A”live
洗練された楽曲に果敢に挑む嵐の姿勢に、心を打たれる名盤。
どの楽曲も、ただクオリティーが高いというだけでなく、
歌詞にはさりげなく嵐自身の心情とシンクロする要素がちりばめられていて、
それを丁寧に、心地よいスピード感で歌いあげている。
序曲「theme of Dream"A"live」はわずか1分40秒程の作品だが、
ねじ巻きの音から始まる民族的なワルツによって、一瞬にしてその世界に誘われる。
ワルツはやがてjazzyなロックへと変化し、踊るベースに切れの良いホーン……。
その見事な展開はあたかも作曲家ha-jの手で見事に踊る嵐そのものだ。
他にもよく作りこまれた名曲が続く。
「Move your body」はCOOL & JAZZYな魅力を引き出すナンバー。
暖かいポップナンバー「虹の彼方へ」では、「dom di gi dom di gi di gi dom dom」というサクラップ(櫻井のラップ)の存在感が圧巻。
「Love so sweet」の作者youthcaseによる新作「Do my best」は、前作に引き続きキャッチーで勇気に満ちた疾走感のある名ナンバー。
「シリウス」では、各メンバーのバラード歌唱力が磨かれている。特に冒頭の二宮の脱力的な表現は、新たな領域を拓いた印象。相葉の暖かい声、大野の美声、櫻井の丁寧な歌唱も健在。松本のパフォーマンスも良かった。
「Dive into the future」は、斬新な構成の強烈な楽曲。
「声」は、以前より嵐と相性の良い多田慎也の作品。素直な音楽の流れが心地よい。
「My Answer」は聴いた瞬間に成功だと分かる、櫻井の太陽のように明るい笑い声とRapされた名アイドル曲。
「YOUR SONG」はコーラスの愛らしい、幸せに満ちた名バラード。
もちろん、「Happiness」「Step and Go」の幸せポップも、新しい楽曲の中で堂々と光る。
難度の高い楽曲に、新しい表現方法で誠実に取り組んでいることに心打たれる。
嵐の新たな次元への挑戦を沁みるように感じる名盤だ。
ドリーム☆アゲイン DVD-BOX
久々に1話から最終回まで見たドラマでした。
反町隆史らしさが生きていていろいろな意味で楽しめました。
最終回のオチは賛否両論あるかと思います。
私も最初はかなり驚きましたが、人生の行く末は小さな選択1つでも
大きく変わるのかもしれないと考えさせられました。
たまにはこんなハッピーエンドもいいかな?!