THE END OF THE CENTURY
少なくとも、彼らには、ほかのバンドとは違う面がありますね。そして、音楽性も高いので、ワタシは、色物扱いすることなく、メタル作品として楽しめました。世界中探しても、世をしのぶ仮の姿を見せず、悪魔の姿を貫き通したのは、彼らしかいないんです。KISSでさえもね。
蝋人形の館 [Blu-ray]
「エスター」や、「アンノウン」などのジャウム・コレット=セラ監督、
ジョエル・シルバー、ロバート・ゼメキス製作のホラー映画です。
展開や配役もしっかりしてて、典型的なホラー映画ですがホラー映画ファンなら観て損はしないです。
蝋人形館の殺人 (創元推理文庫)
評判の高いカーの作品はあらかた読んでしまった私も未読であった本作品、「新訳&文庫版」で登場ということで、手に取ってみましたが、想像以上の出来の良さに大満足です。
【新訳のうまさか?】
カーの作品を読んでいると、「誰のセリフなのかよく分からない」会話文に出くわします。
それが、本書の場合は全くなし。
「〜と、○○が言った。」という文章がなくても、セリフの言い回しで、どの登場人物か分かる−−という、大抵の小説では当然のことが、カー作品で出来ていなかったのは、これまでの訳が良くなかったのか、それとも本書の訳が優れているからなのか…。
少なくとも、本書の訳は、「分かり易さだけを求める読者」に媚びることなく、難読漢字(もちろんルビあり)も所々使っているところは、好印象。
極端に現代的になり過ぎることなく、1930年代という近過去の作品であることにも配慮が行き届いていました。
【ミステリとして良質】
芸術家達が多く集まり、夜も華やかであったという1930年代のフランス・パリ。
その陰にひっそりと立つ「蝋人形館」での殺人という舞台設定もさることながら、「本格ミステリ」としてのストーリーテリングが際立つ良作であると思いました。
特に、本書の優れている点は、「意外な犯人」。
−−と言っても、「トリック分類」に出てくるようなものではなく、読者をうまくミスリードして「意外性」を出すという、「小説としての技巧」を感じさせる点が、ミステリ好きには、堪らない部分です。
もちろん、真相解明で明らかになる「伏線の巧妙さ」も最高の出来と言えるでしょう。
さらに、最後の一行は、思わず唸らざるを得ないほどの「奇妙な味」。
もし、本作品が、カーお得意の「不可能犯罪」を描いたものであったなら、「初期の傑作」どころか、「全作品を通しての傑作」となっていたのではないでしょうか。
蝋人形の館 [DVD]
「エスター」(09)、「アンノウン」(11)等で頭角を現すJ・コレットー=セラ監督の長編デビュー作(05)。
「肉のろう'人形」のリメイクと言うよりは、「悪魔のいけにえ」系の巻き込まれ型のスラッシャー映画で特殊メイクを効果的に駆使したサスペンス・ホラー秀作である。80年代のこの手の物を参考にしながらも所々斬新な要素や着想等、ホラー・ファン、マニアが見て楽しめる演出描写なのである。
P・ヒルトンの使い方が上手く、地の様な演技からの拍手喝采の惨殺光景迄、気持ちがいい。(笑)ヒロインに「24」シリーズ”キム・バゥアー”で人気を呼んだE・カスバートを起用した事も着眼点が憎い。(彼女は汚染池にハマったり、口に瞬間接着剤を塗られたり、ニッパーで指を切断されたり、と悲惨な処遇を受け美少女虐めのホラー・ファン・サービス的な演出がなかなか宜しい。笑)
だらだらした展開もなく最後まで面白い、当たり外れのあるダーク・キャッスル製作物の中でも(傑作「エスター」と並び)賞賛される出来映えだ。今や本作は知名度高い再発作品であろう。
聖飢魔II 入門教典~THE BEST OF THE WORST~
選曲がめちゃくちゃだのという声もありますが
タイトルにもあるようにあくまで"新信者向けのベストアルバム"です。
随所から良曲をひきだしてあり、とても良いCDだと思います。
ですが、古参信者、他のCDは大体もっているという方にはあまりオススメできないかもしれません。
あくまで究極ベストなので。
これを気に入り、派生しようと思う方は是非Black list,Blood listも手に取ってみてください。
ちょっぴりコアな名曲もたくさんありますので、是非探してみてください。