ミュジコフィリア(1) (アクションコミックス)
作者得意の音楽もの、今回は楽器だけに頼らない現代音楽がテーマ
主人公の朔は楽譜は読めないが野生的な音感の持ち主で、様々な音楽を経験していく。
川の流れや日本庭園が奏でる音楽、音のない音楽などディープな音楽世界の表現は、鳥肌ものです。
神童 [DVD]
原作ではうたはもっと活発な女の子で、
うたの母親がもっとエキセントリックなように感じた。
なんと言うか、原作と映画とでは
持ち合わせている色合いが違う感じがしました。
原作を知らない方が何も思わず映画の世界に
入り込めるかも知れません。
映画の方が実際に音が聴こえてくるけれど、
おとなしい印象を持ちました。
原作の要素をを切り貼りして構成したような
作品で、監督さんとか脚本家さんが違えば
違った作風になったであろう作品でした。
駄作ではないと思うけれど・・・・。
松山ケンイチの演技力、成海璃子の美少女ぶりが
見所だと思います。
コドモのコドモ [DVD]
ファンタジーとして、とても素敵な作品だと思いました。確かに、現実離れし過ぎているし、展開していく上での大人の反応などは現実では考えられません。けれど、ファンタジーとしての物語、作品として見てる分には、とても素敵な映画だと思いました。 子ども達同士の友情のようなものや、親子の愛など、人同士の絆のようなものが感じられて、なんだかあったかい気持ちになるような、子ども時代の子どものときにだけしかない世界のようなものを思いだしたり、ファンタジー映画として見るには、最高な作品だと思います。 子ども時代の、なんか懐かしいような気持ちが蘇るかもしれません。
天正遣欧使節の音楽/アントネッロ
400年以上前に遡り現代ロマンを展開する壮大な歴史絵巻に圧倒されました。日本人としての西洋音楽受容のルーツをたどり、時として、枠を超えて、ジャズやフラメンコのようにグルーヴする音楽は、何度聞いても楽しく、哀しく、せつない感興を呼び起こされます。クラシックの音楽史部門のなかで販売されるより、もっとポップな分野で販売されれば、さらにブレークするんじゃないでしょうか。個人的には、ここ10年で聞いたあらゆるアルバムのなかでも、最も感動したアルバムでした。濱田さんを初めとしたアントネッロの皆さんの演奏レベルの高さにも、ただ、ただ尊敬の念が絶えません。仕事がらホールの管理をしていますが、是非、アントネッロを中心としたこのアルバムの皆さんを招聘して公演をしたいと夢見る今日この頃です。
短篇集hi mi tsu ki chi ヒミツキチ (ビッグコミックススペシャル)
「秘密基地」と聞いてドキドキワクワクしない人はいないと思うけど、
この短編集に作品を載せている人たちも自分と同じような気持ちになっていたのかと思うと、すごく嬉しいですね。
気になる人の名前を見つけたら、ぜひ手に取ってみることをオススメします!
凝った作りの装幀も、イイ感じです。
基地のありかは秘密だけど、この本の存在はおおっぴらに公開中!笑
もっと評価されるべきです!!