8(エイト) 4 (ビッグコミックススペシャル)
そうか、ハチヤとマサトは・・・・。そういうことだったのか、と納得(医学的なことは無視して)。打ち切りにならなければどんなドラマになっていたのだろう。ハチヤと区長の関係など、伏線回収できないままの部分も多いが、そこは想像で補うとして。ただ、・・・・医師の処方したカレーパンがどうしてメロンパンに変わっていたのかは知りたかった(笑)。
ぎゃるかん(15) (アクションコミックス)
10年かけての長期連載だったぎゃるかんも遂に最終巻。
序盤はソフトボール対決やゲーム開発話でいつものノリですが、さすがに中盤からこれまで広げてきたフラグが回収されていきます。遠山さんの仮想恋人や、音君の見合い話、古井出さんの男嫌いの解消、前島さん(かおりん)の思いなど、音航一郎が役得気味とはいえ、無事に収束。夏目や、お隣さんの吉野はやはり当て馬だったか。
御子柴さん(みんこ)は最後まで押しが弱かったかなー。音君の妄想には最多と言っていいくらい登場していましたけど。
贅沢をいえば、最後のフラグは丸々1巻かけて引っ張って欲しかったです。
すべてがすべて大団円というわけにはいきませんが、このキャラエンドは個人的に望んでいたので、とても満足しています。
これは、良いデレだっ! というわけで☆5つ!
ちょんまげぷりん (小学館文庫)
表紙を見てマンガと間違えて購入しました。
でも、読んで大正解☆
マンガのようにすらすら、おもしろいのでグングン引き込まれて
一気に読めます。
昔と現代のギャップのについては予想通りですが
タイムスリップしてしまったお侍さんの安兵衛が
そんなに位の高いお侍さんではないこと
現代人と似たフラストレーションを抱えて生きていたこと
自分の時代では活かせなかった「自分」を異次元で解放し活き活きと生きられたこと
温かい気持ちで読めて楽しく、「え、もう終わっちゃった〜」と読み終えてしまう一冊です。
みーたん(1)(アクションコミックス コミックハイブランド)
作者の人と、編集の人がどういった意図でこれを描いているのか
知るはずも、知りようもありません。
でも、この本は一見メチャクチャに見えて、実は構成もしっかり
しているし、漫画神が漫画の最大要素とするべし、と説いたアイロニーも
ちゃっかりと心得ています。
表向きに騙されてはいけません。
オタネタを扱っているので、キワモノに見えますが、手法と表現は
正当な漫画のそれです。アイデアの活かし方も秀逸です。
ちょっと絵が古くさい気もしますが、それはそれでバランスも
取れているのでOKでした。はい。
確かにチョット高いけど、買って損はないと思います。
ただし、それなりに漫画を昔のモノから数多く読んでいて、目が肥えている
人向けです。
わたしはそういう人ではないのですが、そう思いました。まる。
まだまだ日本のコミックも捨てたものではないですね。はははははは。