シャイン
ネット上に公開されているMOVE ALONG HOMEを聴いて、サビーネのその歌声と秀逸なメロディーセンスにやられてしまい、本作を購入するに至ったわけだが、そのMOVE〜だけでなく他の曲も素晴らしく、このようなバンドを今まで見過ごしていたことに後悔しきりだ。プロダクションも素晴らしく文句の付けようがない。名盤決定!
マイ・アース・ドリーム
インターネット・ラジオから4曲目の’UndyingDevotion’が聴こえてきて、これだ!と直ぐに探したアルバムでした。初めて知ったバンドでしたがあの曲は強烈でした。サビーネ嬢の美しきヴォーカルは本当に素晴らしい。メロディラインも好みで、シンフォメタルとして聴き甲斐がある。7曲目の’RememberMe’はポップで楽しい。ただ、あのギターはどうだろうか?ウィズイン・テンプテーションのようなギターワークは欲しいところです。でも、傑作だと思います。
Grand Design
華やかなシンフォニック・メタルを主としたオーストリアの
女性ヴォーカルバンド、エデンブリッジの5thアルバム。
いや〜前作の名盤「Shine」と比べても全く見劣りしない
佳作となった。彼らは作品を出すごとにポテンシャルが高まっているようだ。
最初から最後までヴォーカル、サビーネのしなやかで美しい歌唱を中心に重厚的な
コーラスなどを印象ある音要素を惜しみなくドンドンと詰め込んだ、華やかで
流麗なシンフォニック・サウンドが全面に展開される。もう私は序盤の楽曲勢で
ノックダウン・・。癒される・・温泉に入った感じだ・・。(または天国にいった感じ(笑))
今作の彼らのサウンド表現力は本当に凄い。幾ら、楽器の技術が高くても、
様々なテクニックを披露できても、なかなかこうにはなれないだろう。
次作もこの表現力を最大限に生かし、素晴らしい作品を制作してもらいたい。
ザ・グランド・デザイン
amazonがEdenbridgeとLunaticaの作品を推薦している。うむ、たしかにこの新作を聽くとLunatica
の新作に似ているなとかんじる。編曲を壮大にし音の密度を濃く歌謡曲を作製している。Edenbridgeを第一作品から聽いていれば徐徐に曲の長さを短くしいづれ歌謡曲に変貌していくのは明らかだった。
Arcana,Aphelionのように遠大な宇宙空間を想像させる曲が収録されてないが朝陽まぶしい野生動物が森を駈ける場面を想起させるような樂曲は感涙。歐洲の樂團にしてはめづらしく悲愴を漂わせない潤いだけを強く滲ませた佳作。