青みゆく雪 1 (ビッグ コミックス)
御存知「うさぎドロップ」がバカ売れの宇仁田ゆみ先生の新作はもう、もう、もう、、、、キュン死にです。笑
ストーリーは説明に載ってるので割愛。
本誌は『月刊!スピリッツ』ということで少年(青年か?)向け雑誌なのです。
よっていつもの先生の作品よりも、女の子の描かれ方が若干、エロ可愛くて萌えます。
それでも先生の作品の根本的な魅力はぎっしりです。
それにヒロインがどーとかよりも、重要なのは青くんですよ。
どうしてこう可愛いんだろうこの男は!!!!
中身は健全な成年男子なのですが、カタコトがこの場合彼の魅力です。
モノローグとセリフが全く異なるところが笑えます。
3割増しでイイ男。
言葉の壁がモドカシくって、でもそれってほんとに壁なの???
国境を超える最高にキュートな恋物語!!
十中八九、間違いなく、面白いですから!!!
以下、各話のタイトルが個人的に秀逸だなぁと思ったので載っけます。
ネタばれしたくない方は要注意。
COLOUR 01 どうもオカシイ!
02 いかりませんか?
03 かわいいなあ
04 まちがえたー!!
05 まぎらわしいぜ!!
06 ダイジョーブか!?
07 なんにもですっ!
ノミノ―宇仁田ゆみ作品集
作品集とありますが、短編二話と、連作「ノミノ」五話の収録です。
短編はZERO-SUMから、「ノミノ」は楽園からの収録、さらにウェブ版のオマケ編も入った「ノミノ完全版」といった感じの本になってます。
短編二話は発表がかなり前なので、「マニマニ」あたりのころの絵ですねー。懐かしい…。
「ノミノ」はメガネショートの天然ちゃんと、ウニタ作品にお馴染みの巻き毛ヘタレくんの、遠恋ストーリーです。
ウニタ先生自身曰く、「こんなに素直すぎる女子は初めて」というまっすぐな恋心が、くすぐったいくらいに可愛らしい!
「マニマニ」、「ウサギドロップ」などの名作と比べると軽さは否めないですが、ウニタファンなら買いの一冊です。
うさぎドロップ 【初回限定生産版】 Blu-ray 第3巻
第3巻が本日届いたので評価する。
本編では7話の出来が良い。
以前に伏線が張られていた春子(リンと同じ年?の子を持つ大吉のいとこ)のエピソードだが、
そのセリフの選択の仕方や仕種等、7話の演出には光るものがある。
自分の子ではないリンを育てる大吉と片親となってがんばるコウキママ、それと春子の気持ちが対比となって
うさドロのテーマにおいて重要なエピソードになっている。
よくこの時間にこの内容を凝縮したなと思う。
元々マンガであるからストーリーを追うだけでは簡単に終わっていただろう。
その「間」に詰められたものが素晴らしい。
もちろん他のエピソードも良かった。
生みの親である正子がそっとリンを見る8話は7話の後だけに感じ入るものがある。
放送自体が1クールで終了しているだけに、そこに無駄は入り込めなかったのでしょう。
1話からここまで無駄が無い展開になっていて飽きません。
2011年出色のアニメであることは間違いなく、未見、未読の方にも勧められます。
追記
特典の6.5話、この第3巻にもオリジナルストーリーが付いてきた。
短い話ながら、オリジナルを観せてもらえるのはやはり嬉しい。
ささいな話なのだが、人間関係等本編を補完するだけに巻毎に積み重なっていくのは良いものだ。
BDやDVDの販売が終了しても、どこかでこのようなストーリーを観続けたいものだ。