やじろべえ 1 (マーガレットコミックス)
個人的な好みでいけば迷わず★5なのですが、恋愛もののお話を求めている方からしてみればもしかしたら物足りないかも?と思い、★−1させていただきました。
個人的には、本当に文句なしの★5です!
胸がときめく恋愛ストーリーというよりは、ほんわりと胸に染み込んでくる人間物語(?)、と言った感じです。
キャラクター達の関係性に溢れていて、これからがとても気になってきます。
絵も細かく綺麗で、表情も一つ一つが本当に丁寧です。
私的に永和くんが好きすぎて…(笑)
最初に書いた通り、少女漫画らしいがっつり恋愛!を求めている方は少し物足りないかもしれませんが、お話はとても面白いのでオススメです*^o^*
チョコレート・アンダーグラウンド
まず、チョコレート好きは必ず読むべし!
そして、甘党ではないという人も読むべし!
これは単なる児童文学やお楽しみ物語ではありません。
大人の無責任さ、子供の大胆さ、そして真実を求めて
それを勝ち取ることの大切さを根底に流しながら
一気に終わりまで読めちゃいます。
今の社会、あなたは・私は自分の権利や責任を簡単に
放棄していませんか?あって当たり前のものだと思っていませんか?
気がつかないうちに「当たり前」の自由が何者かによって奪われ、
それによって自分がどんなに恵まれていたのかを
思い知らされる時が来る前に、ぜひ一読を!
チョコレート・アンダーグラウンド (マーガレットコミックス)
いろいろな社会問題をユニークな視点で笑い飛ばす視点や、大人の社会の問題を子供の人間関係に置き換えて笑えないジョークにする感性は、さすがアレックス・シアラーとしかいいようがありません。
この本を読みながら思ったことは、「選択する自由」のある素晴らしさです。
どんなに良いことであっても、他人の価値観を強制されることは苦痛です。世の中、健康な人がいれば、不健康な人もいる。成功する人がいれば、堕落する人もいる。それはすべて、本人の選択に委ねられるべきだということです。
強制されたささやかな安定には、それに甘んじる人は多くても、魅力は感じないということです。
しかし、この本を読み、こんなことを思うのはあまり楽しい読み方ではないと思います。ちょっと無理して意味を探す小説ではないような気がします。
きっとこの本は、良くできた娯楽ドラマを見るように、おもしろおかしく読むのが正しい読み方でしょう。あまり、深いことを考えずにお話を楽しむことをお奨めします。
The Quest For History 日本の神々完全ビジュアルガイド
日本の神様カードで神様に興味をもち、この本を手にしました。
やはり目を引くのは勇ましく、あるいは美しく描かれた神様たちです。アニメコミックタッチではありますが、神様の特徴がよくとらえられていると思います。
文章も細かく、しかし分かりやすく書いてあり、資料的にも充分な価値がある本だと思います。
神様カード同様、御利益や祀られている神社も記載されているので、お気に入りの神様のいらっしゃる神社を訪ねるのもいいかと思います。
友だちの話 (マーガレットコミックス)
作者のお二人については詳しくないのですが、以前ちらっと読んだ高校デビューが面白かった事や
表紙のイラストに惹かれて購入。正解でした。とても面白かったです。
お互いにないものを持っているからこそ互いを尊敬しあい、大事に思い合う映子ともえの友情が見ていて心地よかったです。
あるエピソードを通じて映子ともえが相手に救われ、自分をちょっと好きになれるという構図。
主人公の女の子二人、どちらも好感が持てました。映子の人柄の良さに見ていて和みました。
買ってよかった。お二方の別作品が読みたいです。