ひぐらしのなく頃に 綿流し編 (2) (ガンガンコミックス)
まず、梯子での魅音の豹変顔が気持ち悪すぎました。
あれは不気味にブツブツ物を言わせるだけに留めておくべきなのでは。
最後の見開きは典型ホラー顔で、あまり怖くなかったです。
むしろ、その数ページ前に驚きました。手が…。
ホラーシーンは不満でしたが、綿流し編の持つ切ない雰囲気は非常によく出せていました。
魅音が圭一に複雑な想いを抱いていた様に、圭一もまた魅音を「女の子」として見ることに
複雑な想いを抱いていたことが、ゆとりさんの繊細な絵を通してよく読み取れます。
ドラマCD ひぐらしのなく頃に(鬼隠し編)
PC用サウンドノベル『ひぐらしのなく頃に』の第1編「鬼隠し編」をCDドラマ化。CD3枚組み、総収録時間約4時間に及ぶ大作です。
聴いてみた感想ですが、原作は日常の崩壊から破局に至るまでに、迫り来るような恐怖感があったのですが、残念ながらこのCDドラマにはそこまでの緊迫感はありません。原作はマウスをクリックするだけの操作とはいえ、能動的に行うべき操作があることによって、作品へのシンクロ率を高め、緊迫感を出すことに成功していたのですが、CDドラマは完全に受身だし、ビジュアルの刺激も無いため、集中力の持続が難しく、収録時間の長さもあいまって、心に迫ってくるような印象を受け辛い作品でした。
ただ、声優陣の頑張りは素晴らしいものがあります。キャストについては好き嫌いがあるでしょうが、演技力、声質等に優れた声優さんを多数起用していますし、セリフもちゃんとドラマ用に咀嚼されていますので、出来そのものは悪くありません。原作の再現度もほぼ完璧ですしね。
この作品、『ひぐらしのなく頃に』初体験と言う方には、原作の魅力を100%伝え切れていないだけに少々お薦めし辛いのですが、原作をきっちりプレイしているファンにとっては、オープニングを再検討するためのツールとして、なかなか重宝すると言えますね。既に全8編中の7編までがリリースされ、伏線は全て公開されていますので、その情報を踏まえた上で、もう一度最初のストーリーを体験しようとする際、同じPCノベルを再プレイするよりは雰囲気が変わって良いかと思います。
ひぐらしのなく頃に 第二話~綿流し編~ (下) (講談社BOX)
アニメやゲーム版と比較されていろいろ批評されているようですが、私はこの小説版がダントツに面白く感じました。
ゲームだとタルくて進められないし、アニメだと見てて恥ずかしくなる。けど、この小説版なら自分のペースで心臓をバクバクさせながら、スピード感を持って読み進められます。それにアニメで伝わらなかった笑える場面も小説ならスッと入ってきて面白さが伝わってきます。
断然小説版ですよ。
それに、これならオタクじゃない友達にも薦められるしね。
ひぐらしのなく頃に 第1話 鬼隠し編 上 (講談社BOX)
最初、詩があって、アニメでいうバット撲殺シーンの様子が軽く描かれて...この辺読んだ時点で「ちょっとイマイチかなぁ」と思いつつ進めると...
アニメしか見たことがなかった自分としては、会話シーンの会話が詳細になっていることにやや喜びのようなものを覚えた。
中盤はアニメにはない圭一のハーレム状態「俺は神になった」辺りが最高に面白く、読んでいても梨花ちゃんの「かわいそかわいそです」連発やレナの「はぅはぅ」「何でかな、何でかな」等特徴的なセリフが効果的で思わず笑ってしまった。
終わり頃から有名な「嘘だッ!!」のシーンに入り、時報 じゃなくて幸せな日常と不吉な未来を暗示するかのような圭一の秘密、レナ達の秘密が徐々に物語を不吉な方向へ運ぶようで、そこの雰囲気も抜群に良い!
とにかく、5です。評価は!
ドラマCD ひぐらしのなく頃に 綿流し編
ついに発売しました!綿流し編ドラマCD!!!
今回はCD4枚のボリュ−ム!聞かせてくれます。
注目点は、やはり園崎姉妹2役を演じられた・雪野五月さん。
目明し編までプレイして聞くと、更に素晴らしさが分かります。
1枚目、2枚目前半は穏やかに過ぎて行くのですが
3、4枚目は怒涛のごとく怖さが襲ってきます(電話…とか)
そして綿流し編で忘れちゃいけないのが、中原麻衣さん演じる・レナ!
頼りになってカッコよくて。叱られるシーンでは涙が出そうになりました。
ゲ−ムをプレイ済みなら更に楽しめるし、プレイしていない方でも
ゲ−ムに忠実に丁寧に作られているので問題ナシです!
声優さんが皆さん、レベルが高くて素晴らしいので安心して聞けますよ。
ずっと待ってた綿流し編、大満足出来たので星5つで!
この惨劇は君にしか立ち向かえない…!