アー・ユー・ハッピー? (角川文庫)
前書「成りあがり」がキャロルを解散し、ソロデビューを果たした後の、永ちゃん28歳の時の本であるのに対し、この本は、永ちゃんが50歳を過ぎてから書かれています。その違いを一言で言うと、前書が突っ張った永ちゃんであるとすると、当書は人間くさい永ちゃんといえるでしょうか。前書が、貧乏だった少年時代からビッグになるまでを、熱い言葉で語っているのに対し、当書では、サクセスをつかんだ後の永ちゃんが、離婚や借金等々、一般の人でも経験すること(といっても永ちゃんの場合、借金の額も人並み外れていますが)に遭遇し、それをどう乗り越えていったかが書かれています。当書を読んで思ったのは「ああ、永ちゃんでも、皆と同じ辛い目に遭うんだ。でも、それをどう乗り越えたかが、やはり永ちゃんだったんだ」ということ。サクセスストーリーを地でいく永ちゃんも痛快ですが、辛い目に遭いながら、それを乗り越えていった永ちゃんも、自分に勇気を与えてくれました。「成りあがり」を読まれた方には、是非、セットで読まれることをお奨めしたい本です。
人を動かす 新装版
数十年前に書かれた内容であるが、今現在でも通用する大事なことが書かれています。
笑顔を忘れない、心からほめる、おだやかに話す、人の身になる、顔をつぶさない、
あら探しをしない、といった当たり前のことがわかりやすい事例で説明されています。
カーネーギーの人に対する深い愛情と慈悲の心から発せたれた言葉には重みがあり、
自分の心もあたたかくなり、心から感動することができます。
ビジネスだけでなく日常生活においても、あらゆる人との接し方を改めて考え直す
すばらしい機会を与えられたと思っています。
このギスギスした世の中で、できるだけ多くの人に読んでもらいたい名著です。
燃えつきるキャロル・ラストライブ [DVD]
私が中3の時に解散したキャロル。金が無くて日比谷には行けませんでしたが、当時フィルムコンサートというのがあって、学校をサボり何度も見に行き中高校時代はキャロルのコピーバンドをやっていました。その後NHKや民放でこのライブは何度か放映されており、無論録画して保存してありますが、やはりこのDVDの方が断然画質が良いですし、最後のおまけ?の2曲もマニアにとっては嬉しい限りです。しかし音質はCDそのまま?ではないかと思うのは私の気のせいでしょうか。以前のTV放映版では内容、画像共にこのDVDと同一ですが音質は何度見てももっと偏っていて貧弱です。私はラストライブのレコード、CD共に所有していますがTV放映版がCDの音質だったら最高なのに、と思っていたのでこれで理想のラストライブに出会えました。30年も前の日本にこの曲、この演奏、このビジュアル・・・とにかくファン、いや音楽好きな方、絶対に買いです。理屈抜きでエキサイティングなひと時を味わえますよ。
ONLY ONE 〜touch up〜 SPECIAL LIVE in DIAMOND MOON [DVD]
赤坂にある矢沢公認SHOP 「DIAMOND MOON」でのSPECIAL LIVE。 ライヴ映像というよりも L.V.C(ライヴ・ビデオ・クリップ)という感じで一曲一曲が凝った映像になっています。 2009年のFCのみ販売「SPECIAL X'mas LIVE」も良かったのですが…こちらもまた良い作品に仕上がってます。 曲の間にインタビューが入ってますが…これほどまで 話に聞き入ってしまう魅力の持ち主は他には居ません。 「ROCK'N'ROLL」「TWIST」と来て… 「なんだよ!またリメイクかよ?!」「だけどゴメン。いてもたってもいられなくなったから俺やったし!」とまで永ちゃんに言われたら これはもう許すしかありません! ほんの40分程の映像作品ではありますが…やはりそこにはロック・スター E.YAZAWAの姿がありました♪ あらためて「ロック」に年齢は関係ないと思えた作品でした。 個人的に「面影」は最高に魅せてもらえました。