日本史クイズ

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ひみつの花園

矢口史靖
おすすめ度:★★★★★
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西田尚美、最高!
おすすめ度 ★★★★★

 西田尚美、最高!何を考えているか分からないけれど、くるくるとよく変わる表情が素晴らしい。地だか演技だか全く見分けが付かない。西田尚美は演技が巧いとは思えないし(矢口史靖監督も何も出来ないと評価していたし)、矢口監督に俳優の潜在的な演技力を引き出す才能があるとは思えないから、西田尚美自身のキャラと鈴木咲子という役柄の相性が良かったからだろう。西田尚美のハイテンションだが脱力系のキャラと、矢口史靖の淡白な演出との相性も良い。陽性でカラッとした女優は日本では珍しいから、コメディエンヌとして大きく育って欲しい。ロッククライミングのインストラクター役の田中要次は強烈。水泳教室の先生役で木村多江が出演しているのに今まで気付かなかった。
 内容はチープ。どう見てもセットか小道具だろうと思われるシーンが多い。川に流されるシーンは人形を使用しているし、ボロアパートの床が抜けるシーンはセット、オーストラリアに行く飛行機は模型(ブルーバックとの合成?)、エアーズロックのシーンも模型と人物との合成。しかし、興醒めするどころか、むしろ現実にはありえないマンガチックな世界を強調して盛り上げている。大スター勢揃いだったりCGバリバリだったり熱かったりする豪華絢爛な大エンターテインメントを期待すると肩透かしを食うのだが、疲れていて元気が無い時にダラ〜と観る。そんな人にお薦めです。
 キレが良いテンポで軽快でカラッとした仕上がりの『ひみつの花園』は、1997年に公開された映画で、当時の日本映画は泥臭かったり湿っぽかったりする映画が多かったが、それらとは一線を画していて斬新で衝撃だった。センスが良い低予算自主映画。モダンチョキチョキズの矢倉邦晃によるアイリッシュ風の音楽も、軽快さを演出している。 



主演の西田尚美(TV「白い巨塔」)の「お金」に向かってまっしぐらなキャラクターが魅力的。
おすすめ度 ★★★★★

ボーっとしているように見えて,お金に関することだけはバイタリティあふれる行動力を発揮する主人公のキャラクターと,演じる西田尚美の不思議な魅力がポイント。
余計なことには目もくれず,ただただ,次々に行動を起こす様が非常に印象的です。
いつの間にか何かの目標に向かって努力し克服すること自体に魅力を感じ,新たな目標に向かおうとする様が,見ていて気持ちがいい。
主演の西田尚美さんに注目したのはテレビドラマ『白い巨塔』(2003年版)で,裁判で証言する看護婦という重要な役どころで,存在感があって好きになりました。
この映画では,そのドラマで患者役で出演した木村多江さん(同じくフジテレビ系テレビドラマ「大奥」ではレギュラー出演)と初競演(1シーンだけですが)しています。
監督は,後に「アドレナリンドライブ」(1999),「ウォーターボーイズ」(2001),「スウィングガールズ」(2004)など,その時代の若者気質を描くのが得意な矢口史靖。
素朴な感じのする映画です。



人生なんてこんなもんかもしれない
おすすめ度 ★★★★☆

 矢口史靖の映画を探していたら本作品があったので見て見ました。さすがに10年以上前の作品なので、出演者がみんな若いです。
 見ていると、バカらしくて、むちゃくちゃなのですが見ていると「人生こんなものなのかもしれないな」と思ってしまいました。池に落ちた5億円の為に職場を辞めて大学まで入ったところなどは一番そう思いました。「何が転機になるか分からないな」、と思いました。
 矢口監督の作品が好きな方には一度見てみることをお勧めします。



疾走する爽快感
おすすめ度 ★★★★☆

初めてこの映画を観たとき、すごい衝撃を受けたことを覚えている。
抜け殻のような咲子が、突如発生した目的に向かってなりふり構わず
突っ走る姿に。しかし、ただ突っ走ってるように見えるが、実はとても
システマティックに計画→実行に移しているギャップに笑えたりする。
咲子のように、時にはひとつの目的に向かって突っ走るほうが、あれこれ
考えるよりも、良い結果になると思わされ元気が出た。

ただ、内容とは関係ないが価格がちと高いので星マイナス1つ。


低予算映画の傑作
おすすめ度 ★★★★★

この映画は今やかなり有名になってしまった「矢口 史靖」監督の劇場公開第2作目ですが、まだ無名に近いころの作品なので、なにしろ予算が少なかったようです(5000万だったかな?)しかしそのぶん、創意工夫という名の「お遊び」が随所随所に見られて テンポよく面白い作品に仕上がってます。
矢口監督と鈴木卓爾さんによる友情コンビの脚本も素晴らしいのですが、これまた無名に近かったころの「西田 尚美」さんの演技が、型にはまってなくてみていて面白いです。脇を固める俳優さん達も秀逸で、特に「利重 剛」さんのひょうひょうとした演技もいいです。矢口監督の作品の中では一番の「傑作」と呼び名も高い作品なので是非みてね。映像特典なんか最高だから・・・。


概要
とにもかくにもお金が大好きな咲子(西田尚美)は、それが高じて銀行に就職。そこに銀行強盗が押し入り、咲子は人質となるが、犯人は富士の樹海で爆死。奇跡の生還を遂げた咲子は、5億円を入れたまま樹海の池に沈んだスーツケースを引き上げるべく、銀行を辞めて暗躍を始める。
『ウォーター・ボーイズ』の矢口史靖監督の第2作。ヒロインのお金に対する並々ならぬ執着が、もはや異様を通り越してチャーミングに見えてしまうという、おとぼけハッスル・コメディーの快作である。展開もスピーディでいて、どこかノンビリほんわかしているあたりが、まさに矢口節とでもいうべきか。主演の西田は本作で見事なコメディエンヌぶりを発揮し、ハワイ国際映画祭では審査員特別賞を受賞(しかし咲子だったら「賞よりもお金ちょうだい」と言うことでしょう)。(的田也寸志)

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