処理落ちさえなければ・・・おすすめ度
★★★★☆
ストーリー、アクション、グラフィック、音楽。
どれをとっても個人的には☆5つですが、中ボス戦、ボス戦で度々起こる処理落ちが
ちょっと残念。
画面にいろんなもの(攻撃の光、アイテム、魔法など)が溢れた途端、一時的に
動きが止まったようにスロウになってしまうだけなんですが・・・。
物語は北欧神話寄りのファンタジーで、複数の主人公達がいます。
戦乙女、闇の戦士、呪われた王子、妖精の女王、亡国の王女。
それぞれの物語を解き明かしていくと、大きな一つの物語に繋がっていくように
なっています。愛という言葉が頻繁にでてくる、ちょっと大人向けな恋愛物語は
女性に向いているかもしれません。
全ての謎が解き明かされるラストには、かなり感動しました・・・。
とにかく画面がキレイなので、それだけでも一見の価値有りです。
アクションは初心者には最初キツイかも知れません。でも基本的に敗北のペナルティは
一切ないので、何度かやり直したり、攻撃アイテム(アクション苦手な人には
ナパームが特にオススメ!)を使ったり、レベルを上げて再挑戦すれば必ずクリアできる
バランスになっているようです。
コマンド選択式のドラクエのようなRPGになれた人にはちょっと大変かも知れませんが、
運命に翻弄される主人公達の切なくも美しい物語は、ぜひ体験してみて欲しいと思います。
安いポリゴンより緻密なドット絵
おすすめ度 ★★★☆☆
安直にポリゴンを使っていない所が、まず本作の良さであります。安いポリゴンの場合、パッケージのイメージイラストと実際のゲーム画面とのあまりの落差に失望を覚えた経験のある方も少なからずいらっしゃるかと思います。しかし、本作においてはその心配は無用。
ドット絵の利点を生かしてイメージの再現度は高く、まるで動く絵画の様です。
ただし、通常版のレビューにも散見されるように、プレイスタイルに気を使わないと、処理落ちの激しさに嫌気がさす可能性があります(筆者自身は、あまり気になりませんでした)。
ちょっとしたコツさえ掴んでしまえば難しいこともないので、パッケージに惹かれるものを感じたら、プレイしてみることをオススメします。