出会いと別れおすすめ度
★★★★★
この映画では出会いと別れの大切さを教えてくれますが、自分の過去を振り返ってみて少し切ない気持ちになりました。自分の過去を振り返ってみると、友人との別れが来ることを考えてもいませんでした。しかし、今では全く連絡を取っていない人もたくさんいます。別れが来ることを知っていれば、一緒にいる時間をもっと大切にしていた気がします。
ただし、これからも人生は続きます。これからは人との出会いと別れを大切にして生きていこうという気持ちにさせてくれる映画でした。
演技がちょっと、ね・・・おすすめ度
★★★★☆
作品自体は楽しめました。作画も綺麗だし、年相応のわがままさ、悩みもよく表現できていたと思います。
でも、声がねぇ・・・下手とか言うわけじゃないけど、妙に気になって仕方ない。悪い意味で。
そこだけが気になったので☆-1
みんなタイムリープしたいんだ
おすすめ度 ★★★★★
私は恥ずかしながら、この映画を見て初めて
「10代の時見ていた空と、今の空の色の見え方が違う」事に気づいた。
映画に出てくる空は、確かに学生時代に見た青空だった。
回想で一瞬でてくる梅雨のアジサイのシーンでさえ、今ではなく当時の風景であった。
私は本気で「タイムリープしたい」と思ったのは、高校の時以来である。
(当時はタイムスリップだったが)
そして、みんなの評価の高さを見て気づいたのである。
実はみんな、映画見てタイムリープしたくなったんでしょ?
本当はまことや未来少年なんて、災難なカタセ君くらいどうでもいい存在なんでしょ?
自分の中の「どうしても見たい絵」を見に戻りたくて、
「未来で待ってる」モノに向かって走ってみたいんでしょ?
昔、本気でカメハメ波を出そうとしたのと同じように
今、本気でベッドの上から飛び降りてみたいんでしょ?
「止まれぇ!!!」って本気で叫べる気持ちを取り戻したいんでしょ?
そういう時は、プリン食べて冷静になろう。
概要
高校2年生の紺野真琴(声・仲里依紗)はある夏の土曜日の実験室で不思議な体験をし、それ以来時間を跳躍するタイムリープの力を身につけてしまう。はじめはそれを巧みに利用して日々を楽しんでいた彼女だが、仲良しの同級生・千昭(声・石田卓也)から告白され、それを強引になかったことにしようと時を遡ったときから、運命の歯車が狂い始めていく…。
筒井康隆原作、というよりもそれを原作にした大林宣彦監督による実写映画版のその後といったテイストで、俊英・細田守監督がまったく新たな発想で描く傑作SFジュヴナイル・アニメーション映画。プリンを何度も食べたり、テストの成績を上げたりと、せこいことばかりにタイムリープを利用していたヒロインが、やがて己の恋心から逃れようとすればするほど事態が悪化していく皮肉さ、しかしそれを自らの力で打破しようとうする前向きな行動力など、至るところにヒロインの快活さが満ちあふれており、それはまさに現代の“時をかける少女”と呼ぶにふさわしい。原作のヒロイン芳山和子(声・原沙知絵)が叔母として登場し、さりげなく2代目をサポートする構えも嬉しい。何度も記すが、必見の傑作。(増當竜也)