基盤から収録の前半は、現在のゲーム音楽を聞き慣れた人にはショボく感じるかもしれないが、当時の制約だらけのハードウェア環境でよくぞこのレベルまで仕上げたと言いたくなる良い出来ではないだろうか。 後半のオリジナルは今聞いても通用する名曲だと思う。 一番のお気に入りは12曲目の「MECHANISM OF VISION - NINO ROTAの自画像 (JERRY GOLSMITHもそこにいる。)」で、もしも可能ならプロのオーケストラメンバーによる弦楽合奏で生演奏をしてもらいたいくらいである。
青春のカリスマソフトハウス「ナムコ」。おすすめ度
★★★★★
このアルバムはナムコが一番元気だった頃の音楽が
ぎっしり詰まってます。「ドラゴンバスター」「ドルアーガの塔」
この2つだけでも買う価値あります!
「ビデオゲームミュージック」と「スーパーゼビウス」、そしてこの
「リターン・オブ・・・」の3枚のアルバムを中3だった当時
「レコード」でもっていました。CD化はまさに「悲願」でした。
1980年代、パックマン、ゼビウス、マッピー、ギャラガ・・等、
出すゲームがいつも「ニュージャンル」。
ナムコがスポンサーの深夜ラジオ番組もあり(ラジオはアメリカン)
そこでゲームミュージック聞くのも楽しみでした。
・・・このアルバムで「ナムコ」に就職するぞぉ!!と思った少年の
憧れを懐かしむことができました。
80年代、ゲーセンとファミコンに陶酔してた人は買いましょう。ぜひ♪
数あるビデオゲームミュージックモノの中でも最高!おすすめ度
★★★★★
ゲームミュージックが古くはYMOの1st、YMO散開後の細野さん監修のシリーズとして世に出るようになった。
All About NAMCOなんていうゲームミュージックの譜面を元に、YAMAHAのミュージックコンピュータ(FM音源)でアレンジして楽しんでいた青年時代。大きく影響されていたのが、スーパーゼビウスとリターンオブビデオゲームミュージック。他のタイトルではゲームの音源を取り込んだだけに終始していた中、上記2タイトルは(ゲームが大好きな)ミュージシャンのアレンジが施され、音楽としての出来に大きな違いがあった。
その時代ゲームに熱中した30代(?)以外にも、テクノ(電子音楽)が好きなすべての人にチェックしてもらいたい一品。
ファン泣かせです!おすすめ度
★★★★★
当時ゲーセンへ通っていた毎日。ナムコが頑張っていた時代だ。
その時の名作が結集!
私のオススメはディグダグⅡとドラゴンバスターです。
なんて、素晴らしい曲なのでしょう。
もう、ナムコ天才!
そして感動をありがとう!!!
ちなみに、コレが好きな人ってもう30歳近辺?
完全オリジナル曲も収録、GMアレンジの草分け。おすすめ度
★★★★★
前半は基板から収録のゲームミュージック、後半はアレンジとオリジナル曲で構成されています。まさにナムコ黄金期、1985年頃の作品群が収録されています。グロブダーのシンプルな音声展開に原点回帰を感じつつ、メトロクロスの洒落た雰囲気に驚き、ギャプラスの宇宙をイメージさせるネームレジスト・ゲームオーバー曲に酔いしれつつ、その効果音の美しさにまた酔い、そしてドルアーガの重厚感溢れるサウンドでシメる。最高の出来です。オリジナルの方も楽しげだったり荘厳だったり。のちにこの中の1曲が、ホッピングマッピーのメインテーマとして使われたのはナムコファンの間では有名な話です。一応ホッピングマッピーもアルバムになっているはずなんですが、是非こちらのオリジナルを聴いておいてほしいです。
これら細野氏プロデュースの三部作、どれを取っても秀作揃いですよ。