特に武田信玄の軍勢と自衛隊が戦闘するシーンは白眉で、観客の「みたいもの」を惜しみなく見せてくれる。その上で当時(昭和50年代)の「現代」が得たもの、失ったものを描いてみせる。
やっぱり面白いです。こちらは。おすすめ度
★★★★★
画質、音響のクオリティアップということで購入して鑑賞しました。古い作品なので画質はこんなものだと思いますし、音響は以外によくリミックスされてはいました。しかしやっぱり一番の魅力は本編の面白さでしょう。
当時はあまりに荒唐無稽で、賛否両論の映画でしたが、男が見る映画としてこれほど感情移入できるものも少ないと思います。
それぞれの隊員にドラマがあり、前半はややかったるいと感じますが、微妙に涙腺があつくなるシーンも多々。中でも伊庭と景虎の時代を超えた、戦士としての友情がとても印象に残ります。
また挿入歌が実にいいタイミングで、これまた印象的な歌が入る。これがまたドラマをとても盛り上げていました。
最後の合戦シーンはJACの全面協力(千葉さん主催の組織なので、当たり前と言えば当たり前、笑)により、実写でのアクションの凄いこと。簡単にやってのけているので、普通に鑑賞してしまいますが(馬の横面から忍者が現れたり。千葉さんが馬を駆けながら弓と矢を交互に拾ったり。若き真田広之がヘリから飛び降り、等等)、今でも充分に通用するアクションでしょう。
個人的に一番印象に残っているシーンは、やられてもやられてもひるまずに突き進んでくる足軽たちに、戦車の自衛隊員が恐れをなして後退するシーンは妙に心を奪われました。まさに戦国日本を現す、よい画だと思います。
伊庭3尉いわく「昭和の息のつまる時代より、こちらの事時代で本心のままに生きよう」も印象的でしたね。しかし現実は平成の世はもっと息がつまりますよ(笑)。たとえばヘリから銃を乱射している隊員の下に「陸上自衛隊」の文字がデカデカとマーキング。今の時代ではとても表現できないような気がします。
しかし、特別出演とはいえ草刈正雄はなぜあんなとこに(笑)。そして千葉さんのインタビューでは衝撃発言が!!! 「パート3」!? 「1549」はこけたけど、次があるのなら今度こそ期待ですね。
そして多彩な特別出演に笑う。草刈正雄には笑いました。
ゲーム化してはどうだろうか?おすすめ度
★★★★☆
映画「戦国自衛隊1549」を見る前に一度は見て欲しい作品である。しかし制作年上仕方がないことだが、現代の自衛隊の最新装備のイメージが定着した我々がこの映画を見て、戦闘シーンなどにおいて迫力が欠ける印象を受けるのは否めないかも知れない。話は変わるが、タイトルにもあるようゲーム化してはどうだろうか?反論も多々あろうと思う。この名作をいかに忠実にゲーム化するかなどが焦点となりそうだ。あくまで一意見として一考して頂きたいと思う。
男の為だけの漢の映画
おすすめ度 ★★★★★
私にとっての不動の邦画№1
まさに男の遊園地映画ながら 破滅に突き進むストーリーは 映画「ゾンビ」に似てると思いませんか
クライマックスの合戦シーンで
マシンガンにひるまず進軍してくる足軽達の不気味な迫力は実にゾンビっぽいと思います。
この映画の荒唐無稽さについていけない人が結構多いのは悲しいですね。
リミックスされた音声は迫力があってよかったです。
反面 取ってつけたような映像特典には?
千葉ちゃんの話は良い事も聴けたけど
いい加減 ただ過去の仕事を思い出してるだけの 何の思い入れも無い俳優のコメントをダラダラ入れるのやめろよ!
前のDVDを持っているなら無理する必要ないかも