NIPPONの楽しみ
現代の日本のコミック・ソングの第一人者である嘉門達夫のフル・アルバムです。「お調子者で行こう」(85)「日常」(86)「小市民宣言」(88)「バルセロナ」(89)「リゾート計画」(90)「宴」(91)「天賦の才能」(92)「怒涛の達人」(92)に続く9枚目のオリジナルになります。
嘉門達夫はベストを含めると1990年代には16枚、2000年以降でもすでに12枚と尋常でないハイ・ペースでのアルバムをリリースしています。ベスト盤はシングル向きの曲がまとめてあるという印象で「笑える」という基準で編集してあるわけではありません。どのアルバムにも何曲かは面白いものが混じっていますが、だからと言ってアルバム全部買う気も毛頭なれないですし、クオリティを追求して欲しいとつくづく思います。