みつばちけいと STYLEBOOK OF DOLLS DRESS バービーのための15の小品集《限定版》 ([バラエティ])
本のサイズが少し大きすぎるのですが、型紙のとりやすさを考慮してのことなのでしょうか?
みつばちさんの以前出している「バービーモード」は少し難しすぎる作品が多かったのですが、
この作品集では型紙に工夫があるのと、表紙の作品の詳細な作り方プロセスの写真があり、
ある程度ドール服を作ったことがあれば、すぐトライできそうな内容です。
基本テクニック集もありますし、作品ごとの解説もプロセスが図解でのっていて親切ですよ。
プロの技を惜しげもなく披露しています。
ちょっと高い本ですが、バービーのドール服を作る方なら必須の教科書ですし、型紙の補正
ができれば、他の人形服の製作にもとても役立つと思います。
おすすめ。
古墳とヤマト政権―古代国家はいかに形成されたか (文春新書 (036))
著者あとがきに、学生時代に触発された論文のことが書かれている。
その論文で指摘されていた「列島各地における古墳の出現を、古墳の伝播というような、歴史的には何ら説明したことにならない評価でお茶を濁してきたそれまでの考古学」を脱却しようという著者の初志は、本書において見事に貫徹されていよう。
発掘調査という考古学の基本的成果を踏まえつつ、著者は大和王権のありようをかなり具体的に浮かび上がらせる。そこには当然のことながら、想像力のはばたきがある。古墳からここまで言えるのかという驚きとともに、読者を大和王権のリアルな世界にいざなうのだ。
やや残念に思ったのは、邪馬台国とこれに敵対したという狗奴国の関係について、考古学の専門家である著者が文献史学からくる常識に(無意識のうちにも?)縛られているような点が見受けられること。しかし、この点を上回る魅力が本書にはあることを付け加えておきたい。
【追記】邪馬台国とこれに敵対したという狗奴国の関係については、2009年12月に出た赤塚次郎『幻の王国・狗奴国を旅する』(風媒社)が最新の考古学的成果をふまえて興味深い見解を打ち出している。ご参考まで。
【追記2】本書を大いに愉しんだが、じつは弱点があることに気付いた。古墳の位置から王権の状況をストレートに論じすぎている点である。これに関しては著者も気にしているようで、本書でもほんの少しではあるが触れている。この問題に関心のある向きは、吉村武彦著『古代天皇の誕生』(角川選書}に当たられたし。かなり本質的な批判が展開されていて考えさせられる。
処方箋不要 アイレ ネオサイト ワンデー リング コンタクト レンズ 度なし / 度あり 30枚入 ブラウン PWR-7.00
もともと黒目が大きく、真っ黒です。友達にはうらやましいがられるけれど、きつく見えるし、私はいやだったので、このカラコンを購入しました。コンタクト自体が初めてなので、目がちょっと痛くて乾燥するので★4つですが、つけた感じはもう100点満点です。黒目だけど違和感はないし、友達にも、ふわ〜って見えるって言われて理想どおりでうれしいです。ずっと私はつけ続けると思います。目が黒くてどうかなと不安な人も私も大丈夫だったのでたぶんいけると思いますよ。使い捨てで管理も楽です。
君が望む永遠 第2巻 [DVD]
時が全てを解決してくれるはずだった・・・
人の想いも過去の出来事も・・・全て・・・
想いとは裏腹に脳裏に浮かぶ親友の顔、耳にこだまする声、
時が止まったかのような部屋、
壊れてしまった信頼関係、
時とともに薄れていくはずだったものがそれぞれを追い詰めていく。
ただ、それでも、それぞれの一縷の望みを胸に抱き、未来の糧を得る。
あの出来事から3年後を舞台に物語りは進んでいく。
平凡な日々が過ぎて行く中、
3年という長き年月が奇跡を生む・・・
街道をゆく (14) (朝日文芸文庫 (し1-15))
みんなそれぞれ故郷がある。しかし、意外とどんな歴史を辿っていったのかは、無関心であるか無知であろろう。
そんななか、自分の故郷、宇和島や愛媛がどんな歴史を持っていたのか、こんな年になって初めて知ろうと思ったのである。はなはだ情けないことではあるけれど。
人生の半分以上を東京で暮らしたけれど、自分の背景は漠としたものでしかない。本書を読んだ後でも、なにも変わらないのではあるけれど。もしかしたら、ユングの言う、元型を模索しているからかもしれない。
それにしても、氏の行動力と文章力にはただただ、脱帽である。