リアルタイム・シンガーソングライター(DVD付き初回限定盤)
まずはじめに、僕はもう40過ぎのオッサンである。洋邦問わず、わりと幅広いジャンルを聴く音楽マニアだ。
率直なところ若い頃に比べるとずいぶんと感性が鈍くなったことを実感せざるを得ない、最近は特に。
近ごろ、急にその名前を耳にすることが多くなった高橋優。久々に入ってみたCDショップでなんとなく試聴。
つんのめるようなアコースティックなロックンロール。大文字のシンプルなロッカ・バラード。
「いまどーしても、この言葉遣いで、これを歌いたいんだっ!」とばかりに矢継ぎ早に放たれる大量の言葉。
なんだかまるで、普段アタマの中で自問自答しているぐるぐる感がそのまんま転がり出してきたような生々しさ。
第一印象は「うぅ、なんだか過剰な感じ」。
ところがこれがその後数日経っても耳にこびりついて離れない。いやいや、自分のようなオッサンがこんな若造に
ヤラれるわけがない・・・う〜ん、ダメだっ、やっぱり良いものは良い!・・・という訳で、めでたく購入。
長いこと音楽を追いかけていると、何年かに1度、出会い頭に「本物」にぶち当たる時がある。
いや、それは少しカッコつけ過ぎか。
正しくは「本物は、どんなにぼーっと暮らしていても、向こうから勝手に近付いてくる」。
佐野元春・尾崎豊・THE・BLUEHEATS・ミスチル・宇多田ヒカル・Dragon Ash・BUMP OF CHICKEN・・・みんなそんな
感じだったのだよ。
ちょっと褒め過ぎかな??
SUPERMARKET FANTASY [通常盤]
ツアーも終盤に近付き今頃になってレビューもなんだがと思いつつ書いてしまってます
いろんな人が書いてるけど残念なのはすでに発表済みの曲や
シングルがたくさん入っていることです
あと、相変わらず小林さんのアレンジが濃いですね。たまにはミスチルメンバーだけで
アレンジした曲があってもいいかなと思ってます
でもそれでもこのアルバムは楽しい!色とりどりです
桜井さんンが雑誌のインタビューで語っていた通り曲のキャラがそれぞれ濃いです
まさにタイトル通りスーパーマーケットです
う〜んイマイチだなと思う曲もあるのも事実ですが
それはどのアルバムにもあるし、好みは誰にでもあるし
実は聴けば聴くほどよくなってくるんですよね〜
エソラなんて一番最初にPVを見て聴いた時からハッとしました
あのメロディーラインはミスチルしか奏でられないです
それにしてもこのバンドはやっぱりすごいと思います
色褪せない、進化してる
どのアルバムもそれぞれ本当に聴きごたえがある素晴らしいアルバムだと思うのです
他アーティストの様に「前のアルバムにもコレ入ってるじゃん!?」というように
曲が決して重複しないです。決して損をした気になんてならないです
これからも楽しみなバンドです♪
家庭教師ヒットマンREBORN!vsヴァリアー編 Battle.1 [DVD]
やっぱりリボーンは面白い!漫画をちゃんと読めばもっとアニメもおもしろくなると思う。
声優があってないとかいってる人いるけどだんだんみていくうちになれていくと思う。
ハルはアニメだとかわいいので注目してもらいたい。
イツクシミ
和の楽器・尺八で幅広い音楽の可能性を追求してきた藤原道山、藤原と一緒に音楽を創ってきたピアニストで作曲家の妹尾武、25歳で東京都交響楽団の首席チェリストに就任した古川展生というスーパー・セッション・グループのKOBUDO-古武道-にとって、楽器以外に5人の女性歌手を迎えた意外性を評価したいと思います。
加藤登紀子による「絆 ki・zu・na」での深くて温かい声質が、KOBUDOのサウンドと溶け合い、このコラボがお互いを高めあう試みであることを確信しました。自然災害をはじめ、厳しい時代を迎えている今こそ、皆がこの歌のような気持ちになればと思いました。
夏川りみの透明な歌声が心地よく響く「瑠璃色の地球」もいいですね。松本隆作詞、平井夏美作曲という名曲をそのまま上手くKOBUDOの3人がサポートし、歌声を浮き上がらせていました。松田聖子のイメージを壊さずに、夏川りみが見事に上手く唄い回しています。リスナーを気持ちよくさせるでしょうから。
今井美樹の「夏の日」(作詞・作曲:妹尾武)の爽やかな歌声が、KOBUDOのオーガニック系のサウンドとマッチしていました。歌手の選び方もツボにはまります。
上間綾乃の「イツクシミ」での微妙な節回しに彼女の歌唱のルーツを感じ、波の音や空の風を感じました。伸びやかで温かく、リスナーの心をとらえます。季節の移ろい、自然や愛の素晴らしさ、命の尊さなど、いろいろな思いが伝わる佳曲でした。いいですね、アルバム・タイトルに「イツクシミ」が選ばれたのが分かります。
ラストのメゾ・ソプラノの林美智子さんの「翼」も気に入りました。彼女のプロフィールを少し書きだしますと「『国際ミトロプーロス声楽コンクール2003』で最高位入賞、アテネでは『エウメニデス』(世界初演)に復讐の女神コルフィ役で出演。第5回ホテルオークラ音楽賞受賞」という経歴ですが、なにより武満徹の描きたかった歌の世界を温かく披露していました。
歌の方に関心が集まったアルバムですが、KOBUDOの3人の豊かな音楽経験があるからこそ上質の音楽として伝わってきます。異質な楽器、和と洋の化学反応により全く新しい音楽の世界が展開されるからこそ、多くの方の支持を集めているのでしょう。各人がそれぞれ素晴らしいアルバムを作り、独自の音楽を確立しているアーティストだからこのような魅力的な音楽融合が生まれるのだと思いました。音楽ジャンルの分類という枠組みや範疇に納まることなく融け込むような広がりを感じさせます。
奇跡のシンフォニー [DVD]
映画で久方ぶりに涙が溢れました。
キャスト・ストーリー・エンドロール...
どれをとっても文句付けようのない素晴らしい出来でした。
観終わって筆舌し難い充実感があり、素直に観て正解だったと思えました。
ギターのインストゥルメンタルも普通なら飽きてしまっても不思議がないのに
独創性由か、もっと聴きたくなるほどの旋律でした。
父親のバンドもなかなかいい歌唄ってましたね。
終わり方も潔くてポイント高いです!!
血は争えないというか、才能が引き寄せた奇跡の感動作です。