アンダースタンディング・ジュエリー
まず値段と写真の素晴らしさに圧倒されました。919の宝飾品は、肖像写真を除きカラー写真なので、その美しい色合いを実感できるでしょう。鉱物化学的な宝石自体の基礎知識も兼ねて、主だった宝石が、天然か合成か、或いはイミテーション、そして産地別に見分ける方法を冒頭で紹介しますが、やはり素人にはなかなか困難なようです。続いて年代ごとによるジュエリーの変遷をたっぷりと見せてくれる本編という構成です。ウィンザー公爵夫人の有名なコレクションも含まれているように、本書で紹介される大部分のジュエリーが、サザビーズのオークションに登場したものなので、確かな品質とスタイルをうかがい知ることができます。各時代、アイテム(ティアラ、イヤリング、ネックレス、ブローチ、ペンダント、リング、20世紀に入るとリストウォッチなどが加わります)ごとに整理されています。その時代のファッションや社会情勢などにあわせ、ジュエリーも使う宝石やデザインが変化しているのを一目瞭然で分かるのも本書の特長かと思います。作品によっては、裏側の写真もあわせて載っているのが大いに参考になりました。あと類書にはよくある専門用語集といったものが巻末にないので不便に感じました。
HGUC 1/144 MSN-04 サザビー メタリックコーティングバージョン (機動戦士ガンダム 逆襲のシャア)
HG版のサザビーはコクピットの開閉やサーベルグリップが手首と一体化してるなど細かい箇所で気になる所も有りますがプロポーションに至ってはMG版より良く再現されているので問題(旧設定画のサザビーをあのまま再現してしまうと上半身ばかりにボリュームが片寄り立体化した時のバランスを考慮すればカトキ氏が書き起こしたデザインに落ち着いたのではないでしょうか?)は無いです。このコーティングver.欲しい人は欲しいんでしょうね?メタリックレッドが冴え渡るもん…