ライフ・スタイル・マスター [Inst付き2枚組]
イントロからアウトロまで16曲でインストまでついているこのアルバム
率直に言えば何かが足りない
TABOOのRAPの中でリリック フロウ 韻 何かもうひとおし足りなかった気がしました
ただ曲自体はかっこいいものばかりでそこはさすがライブラからでたアルバム
あとfeat陣がかなりいい仕事してます 漢 JUSWANNA SIDERIDE NORIKIYO、キエルマキュウなど熱いラッパーばかりです
自分的にfeat陣でずば抜けてヤバいと思ったのがやはり志人。
鳥肌がたちました
TABOOが食われてしまってます
TABOO目当てでアルバム買うのもよし feat陣でアルバム買うのもよし
太陽なんてとうの昔に死んだよ
禁断の惑星【ワイド版】 [DVD]
私がこの作品を見たのは四十年前のテレビの映像で、しかもその時は我が家にはカラーテレビがなかったかもしれない、という位の昔である。その時の幼い私には「イドの怪物」の意味がわからなかったのだが、後に大学の講義で心理学の概説の中でその意味を知った。
現在はフロイトの精神分析学が主流の時代ではなく、潜在意識もリビドーもトラウマも否定的な雰囲気があるが、この映画が作られた当時はかなり「画期的」な試みであったのだろう。1950〜60年頃のアメリカはこのような心理学がブームであったのだろう。イギリスの監督ではあるがヒチコックの「白い恐怖」などもこの路線の作品だろう。
また、この年代はアメリカは表紙に宇宙船と肉感的な美女の描かれたパルプマガジンの時代で、この映画に出てくるような構図がまさに「如何にも」(こういう表現が適切であるかどうかは難しいが、あくまでも私の印象である)という感じである。宇宙船のコックがバーボンをたくさんロボットに作らせたり、男性しかいない乗組員たちが年頃の肉感的で(当時のアメリカ的な感覚の)無垢な美女にアプローチする仕方が、私には本当に「如何にも」としか表現できないのである。
だが、映像は当時の撮影技術の限界は当然あるのだが、思った以上に鮮明で色合いも美しく、ちょっぴり衒学的な雰囲気で味付けされ、官能的な美女の姿も見られ、後に大きな影響を与えたロボットのデザインなど、あくまでも懐古趣味ではあるが観て楽しい作品、話題のネタになる作品であることは間違いなく、同時期の同系統の映画の中ではもっとも出来映えのよい作品だと私には思われる。映画史の上で一つの時期を表現する作品として「歴史的価値」を持つことを加味して五つ星としたい。
禁断の惑星〈ワイド〉 [VHS]
電子音の音楽を使った映画の最初のものではないでしょうか。1950年代だったと思いますがタイトル・バックから流れたこの音楽は新鮮で迫力ありました。科学者が娘をつれて宇宙の星に移住して後から来た宇宙船の乗組員を追い出そうとする話は今ではちょっと古いけど随分凝ったつくりをしていて当時の人がかんがえていた宇宙が展開します。虎が出て来たりします。客席で観ながら暗黒の宇宙で親子だけで住んで、楽しいものかな、と思ったのを覚えています。この映画で一番良いのは音楽です。
禁断の惑星 [DVD]
1956年の映画です。今このレビューを読んでいるほとんどの
人よりも年寄りでしょう。
しかし、古さは感じません。スターウォーズと比べても大丈夫。
スピード感こそありませんが、むしろ時間がゆったりと流れている
という感じで、このほうが良いという人も少なくないはず。
電子銃にバリア、光速飛行にロボット... SF映画って50年も前から
同じなんだということに気がついてビックリです。
加えて有名な「イドの怪物」。最新テクノロジーは人間と密接に関わる
というところもまた現在のSF映画と全くおなじ。
美しいヒロインに、きちんとしたハメコミ画像。色調も大丈夫。
アメリカ映画って、昔からすごかったんですね。改めて脱帽です。
惜しむらくは日本語吹き替えが収録されていない。昔TV放映で
ロビーとコックの会話を聞いて笑ったんですが....。
禁断の惑星 [DVD]
まだ日本ではSFなんて言葉を使ってなかった頃。今みても見入ってしまうのは何故?CGならかんたんにリアルに壮大な絵になるでしょう。しかし、CGで作ったとしたら私は2度は観ないと思います。何故何度も見てしまうのか。それは、昔の映画は観る人間の想像力で拙い特撮を無意識に補いながら観るからだと思います。その想像する楽しさが今のCG映画では出来ないのでは。完成度が高くて想像する余地が無いのです。だからリアルさには興奮しても、すぐ飽きてしまうのです。私はこの映画を観て改めてそう思いました。