顔面麻痺 (幻冬舎文庫)
ビートたけしの書いた本です。バイク事故で生死をさまよった体験や、入院生活の体験などが書かれています。事故が事故だけに、調子は、暗く真面目に書かれた本だと思います。また、顔面麻痺に対して、医者の勧める手術を受けず、障害を背負って生きていこうとする姿勢に、作家の生きざまを感じます。一生懸命生きている姿には、感銘を受けます。生きることについて、真面目に考えるための良い本だと思います。面白可笑しい本では決してありません。
The Ragamuffin Gospel: Good News for the Bedraggled, Beat-Up, and Burnt Out
神の愛と恵みに関して語らしたら、ブレナン・マニングは、恐らく今世紀最高の人物の一人だろう。スタンフォード(だとおもったが)大学で神学を教えたほどの教養の高さと、アルコール依存症にまで落ちぶれた所から神の無条件の恵みによって立ち上がった自らの神との深い交わりが彼のメッセージを類まれなものにしている。
本書はマニングの代表作といえる作品である。1990年の出版以来、本書を読んで神の恵みの「広さ、長さ、高さ、深さがどれほどであるかを理解する力を持つように」なった多くの人々によってさまざまな事業を生み出されてきた。そのテーマは八つの曲を生み出し、故リッチ・マリンズはラガマフィン・バンドを結成し、マイケル・W・スミスは作曲し、「ラガマフィンの祈り」が出版され、四つの絵画が描かれ、三つの本屋ができ、ラガマフィンの名をつけたいくつかの詩が作られた。カトリック信者だけでなく、マックス・ルケード、フィリップ・ヤンシー、ユージーン・ピーターソンといった思慮深い福音派の人々から絶大な支持を得ている。
本書はクリスチャンであっても信仰生活に苦しみを覚えている人々、クリスチャンではないが、聖書が教える神はいったいどんな方なのかを知りたいと願っている人々にとって最高の手引書である。私は数多くのキリスト教や聖書関連の本を読んできたが、その中のトップテンを揚げよといわれたら、間違いなくこの本はその上位を占めるだろう。
inner ocean
スイマセン。私はほとんど邦楽を聴かない(洋楽ファン)なので、あまり彼らに詳しくありません。
でも、当時「WAX and WANE」を確かTVのオンエアビデオでみて、凄くひかれて聞き出したのを憶えています。
なんか、日本のバンドらしくない(?)奥行きのある曲、それにイメージが広がる詩の世界観。
だから逆に深く知ろうともせずひたすらこのアルバムを聞いていました。
アルバム購入後、凄く好きになったのが「SAYONARA SEKAI」。
当時、すでにはたちをすぎていた私のいろんな思いを.....吐き出せないで抱えていたそんな思いがこの曲の中にあって...。
ツーンと心に突き刺さるようでした。
今でも、このアルバムは私にとってものすごく大切。
アルバムを通して聞いてる唯一の邦楽です。
HERMIT COMPLEX(紙ジャケット仕様)
ボーカル広石を含め、メンバーのルックスでアイドルぽい扱いのあったUP−BEATが、ロックバンドとして現実世界に一石を投じた作品です。ロックの格好良さをそのままに、歌詞では様々なものを挑発して問題を投げかけていきます。素晴らしい作品なのですが売れ線からは外れていきます。
1. Dear Venus
ストレートなロックサウンドですが「うそぶかずに傷ついてるままでいいのさ」など歌詞がなかなか変わっています。
2. HERMIT COMPLEX ~世捨て人の憂鬱~
サウンド、歌詞共にこのアルバムで最も格好良い曲です。「気持ち抑えろ 何も考えず 調子合わせてればいいさ」という究極のニヒリズム。
3. Dried Flower -・ドライフラワー
ミディアムテンポですが、ギターのバッキングが実に工夫されており、曲に独特の緊張感を与えています。「情報の洪水の中、巧みに利用される人は真実を知らない。」という警告的な歌詞です。
4. GLASS JEWELRY
2本のギターの役割がとても巧みに配置されています。アップテンポでドラマチックな曲です。
5. What am I? (勝手な話)
どうすればいいのか、何をやればいいのか、苦悩を歌っているのになぜか曲調が微妙に明るいところが面白いです。ミディアムテンポでゆったりした曲なので歌を堪能できます。
6. Mode Insane
サウンド、歌詞共に狂気を孕む実に特徴的な曲です。特にギターサウンドが変わっています。
7. Brother Hopeの為に
シャッフルのリズムで優等生の憂鬱をシニカルに歌っています。「思いのままに生きられるならいっそすべてやめるのも満更じゃない」なんて一度言っていみたいですね。
8. Two Alone
アコースティックギターにストリングスも加わったとても穏やかな曲です。このアルバムでは一番落ち着いて聴ける曲です。
9. Blind Age ~Full Version~
スケールの大きさを感じさせる曲です。「ここにいると 鐘を鳴らせ」という叫びに想いが集約されています。
10. Around The Roulette
8ビートの実に格好良い曲です。ベースがドライブしていてとても良い感じです。「ろくに動けない部屋で夢と妥協計りにかけてもしょうがないぜ」という歌詞にハッとします。
Monster Cable ヘッドフォン MH BTS ON SO CT
AKGの『K324P』、BOSEの『in-ear IE-S』、『MONSTER CABLE ダイナミック型イヤフォン MH Beats IE by dr.dre』、『MONSTER CABLE ダイナミック型イヤフォン MH TRB IE』、『BOSE TriPort OE』などを現在所有していて、iPhone4で様々な音楽を様々な組み合わせと、イコライザ(基本的にぼくはイコライザは好きではない、普段はオフ)で試して楽しんでいる。が、ぼくがNo.1と思うのはこのヘッドフォンだ。このヘッドフォンは伝説的な音楽プロデューサーでありアーティストのDr. Dreとモンスター社のエンジニア、そしてインダスリアル・デザイナーRobert Brunnerのコラボレーションで開発された作品である。
何と言っても驚くのは、聴こえなかった音やエフェクトのかけ方など微妙なところまで引っ張り出してしまうところだ。iPhone4に含まれている音楽データの今まで上っ面のデータしかヘッドフォンやイヤフォンでは捕らえていなかったのを使っていて感じる。さすがはモンスターケーブルである。
ファッション性や使い心地も極めて良い。LADY GAGAの『Poker Face(2008年)』のPVにもこのDr. Dreのヘッドフォンが登場する。又、モンスターケーブルにはLADY GAGAがプロデュースしたイヤフォンもある。そのセンスはやはり只者ではない。こんなにファッション性も性能も使い心地も全部を持っているディバイスはそうはないと思う。絶対におすすめです。