ムーディー・ブルース~THE BEST 2000 DVD
音楽が素晴らしいのにビデオはイマイチ。とにかくニック・カーショウをアイドルに仕立て上げすぎだと思う。以前ライブをテレビで観た事があったけれど、演奏している時のニック・カーショウはこのプロモーションビデオより余程カッコいいです。・・・しかし、ファンには嬉しい一枚なので、星4つ付けさせてもらいました。
THE Very Best of THE Moody Blues
グループ歴を考慮して、ディスク一枚に収めるとしたら、この選曲となるでしょう・・・Go Now から最近のヒット曲まで、うまく取り纏めていると思います。価格対比のパフォーマンスを考慮するとGooでしょう。このグループの特徴である曲間のスペースがなく、前後の曲がかぶさることも、ベスト盤ではないので、シングルで、このグループに興味を持った方には、お勧めです。
Sixties Rock [DVD] [Import]
古いTV番組をDVD化した作品なので、一部画像の悪さや音質の悪さは仕方のないところでしょう。全編とおして、演奏が口パクなのでアクチュアルの演奏が好みの方はNGだと思います。
演奏より映像を楽しむと割り切ってしまえば、中々お買い得の作品だと思います。ポール・リヴィア&レイダースやキンクス、ハーマンズ・ハーミッツが良かったなあ、と感じです。
と言う訳で、星4つ。
The Moody Blues Hall of Fame - Live From Royal Albert Hall [VHS] [Import]
ムーディーブルースは以前からコンサートに行きたいバンドでまたオーケストラとのセッションしているDVDを探してました。内容は満足できるもので特に後半のロックンロールバンド、サテンの夜が素晴らしかった。コンサート会場の熱気が伝わってきました。ただせっかくのDVDなのに曲数が少ないですね。それとインタビューもあると良かった。
Seventh Sojourn (Hybr)
異論はありません。コンセプトもしっかりしており、前作にあったような良い意味での甘さが削ぎ落とされています。全体を通している暗さ、重々しさが気になるがアルバムとしても完成度が高い。詩の内容も、社会、世界の内容を深く掘り下げたものが多く、作品の質の高さ、それ故に息苦しさを感じ、最後の曲でようやく解放されるという感じです。自らの事を単なるロックンロール・シンガーと全員で歌いあげる事により初めて視界が開ける感じです。このバンドの7枚目のアルバム Seventh Sojournと名づけられ、バンドとしても長期の休みに入っていく前の最高傑作です。今の閉塞感あふれる時代と同じ感じを強く受けるものです。しかしながら、うっすらと希望のあかりがかすかにほのかに見えるます。星は当然の5つです。