ガンダム!ヒストリー・ヒット・ソング
鮎川麻弥本人が22年の時を経て,"Z・刻をこえて"と"星空のBelieve"をリ・レコ.更に5曲の他のガンダム系の曲をカヴァーする.
肝心のリ・レコは昨今のライヴで披露される歌い上げるタイプではなく,オリジナルに比較的忠実に,かつ歌詞を大事に歌うような印象を与える.
しかし,バック・トラックが打ち込みで,安っぽさをこれでもかと晒してしまっている...
7曲しか入ってないのにこの値段と高めの価格設定なことと反比例しているのが残念.
ブログ・オブ・ウォー 僕たちのイラク・アフガニスタン戦争
現場の兵士の声というのは馴染みがないな、と手に取ってみました。
何十人もの兵士たちのブログが集められているので、さまざまな考え方や場面が登場し、十分に読み応えがあります。
オビに「良くも悪くも本音だ」と書かれていましたが、本当にそう。共感できない好戦的なブログや、祖国で兵士たちを待つ家族や恋人たちの切実な想いが込められたブログなど、個人の感情がそのままぶつけられていてリアル。訳も読みやすいし、引き込まれました。
僕たちの戦争
大分前に読んだのですが、何度も頭の中で彷彿するので、皆の評価はどうだろうと思いこのサイトを見てみました。
どちらかというと若者向けなのかもしれません。
2番目の方の評価が低かったのは世代が違うからだと思われます。(学生運動が盛んな頃の世代では…?)
最後の最後でその後どうなったのか…。それを考えるともう眠れません。(寝ていますが…)
読んだ後も長く考えさせられる作品だと思います。
まだ読んでいない方がいらっしゃったら是非読んでみてください。
俺は、君のためにこそ死ににいく [DVD]
かっこよく描かれている描かれていないといった次元の作品ではありません。
特攻(体当たり)として、出撃する者達が、短い時間を共にした戦友への想い、残していく家族・兄弟への想いがきちんと描かれています。
いつ出撃命令がでるかわからない緊迫した中、食堂のトメさんといる時、唯一、笑顔でいれた。
みんな息子のように可愛がっていた青年達が次々と、還らぬ人となっていくのを最後まで見届けたトメさん。
そういう『想い』というものが、しっかりと描かれています。
私は、知覧特攻平和館で実際に展示されている彼等の遺書を読んでから、この映画を見たものですから、涙なしでは見られませんでした。
僕たちの戦争 (双葉文庫)
というのも、設定が陳腐な、ありがちでありながらだ、
どうやって終わらすかが、この手のパラドックスものの核だけれども、
変に深刻ぶる事なく説教じみる事もなく、このテーマをこの普遍性でねじ伏せる
ストリーテラーっぷりは恐れ入谷のでんでんだいこであった。
おまけに、この究極のエンディング..................
これだけ普遍性を持たせつつ、メッセージありつつ、うますぎる!
あなたはどちらが海から浮かんできたと思いますか?