花淫れ (角川文庫)
本書は池永氏の世界を表現しているのであろうか?著者の作品ははじめて読んだから･･･詳しくはわからない。
それにしても、おどろおどろしい生臭い薫りの作品に仕上がっている。底なし沼のように引き込まれていく、その世界観はじわじわとしていて、力強い。しかも、かなりエロティックである。
コンビニ・ララバイ (集英社文庫)
暖かいストーリーで 読んだあとほのぼのとした感じになります。
話の展開もみごとで NHKあたりがドラマにしてくれたら
ヒット作になりそう。
ただ、主人公は 「さえない中年男」であったはずなのに
セリフかっこよすぎ。
設定がちょっと現実離れしているかなぁ。
主人公をキャスティングするとしたら 渡瀬恒彦さんみたいな二枚目で
けっして三枚目にはならなさそう。
