1997年に欧州のフェスティバル限定で結成されたLEGENDSのステージをやっと見ることができます。
以前BSで一部が放映されましたが全長版のようです。
ここでのPilgrim発売前のGoingDownSlowは98~99年のツアーとアレンジが全く異なります。
LAYLAもアコースティック・バージョンの方ですがやはりアレンジが大きく異なり、
このバンドバージョンは結構はまっています。
クラプトンの「異種格闘技」物としては最もはまった規格と思います。
映像もメンバーが格好良く、何かのBGMにも重宝します。
フュージョンの作品としても中々の好作。
ドラムのガッドさんはその後もクラプトンのバンドにいますし
ジョーさんは同じく97年のクラプトン来日公演に同行し
Old Loveで忘れられない素晴らしいピアノソロを聞かせてくれました。
クラプトンのキャリアの中でも重要なバンドの一つだと思います。
ヒアセイ
人気実力ともにナンバーワンの地位にあるサンボーン。すでにかなりのリーダー作品をリリースしているベテラン。最近はスムーズジャズの連中に人気が押され気味だが。バックミュージシャンの見事なサポートに助けられて。それはマーカスミラーとリッキーピーターソンのふたり。
才能豊かなブレインに支えられた見事なファンキーフージョン。
10点中8点。
エリック・クラプトン|レジェンズ / ライヴ・アット・モントルー 1997 [Blu-ray]
それぞれの楽器の第一人者が集まって一夜限りのライブをした「記録」映像ですね。
コンボとしての強烈な一体感やグルーブは皆無。ライブというよりは顔見世興行的な佇まいかな。
とはいえ素晴らしいメンバーであることは間違いなく、演奏も破綻なく楽しめます。
ひとりブルース畑のクラプトンが存在感的にやや浮き気味ですが、
いつものブルージーなソロをフェンダーストラトで思いっきり貫き通していて微笑ましいです。
自身のライブでは「Going Down Slow」のイントロで客が「ワッ」と沸くワケですが、
この日の聴衆は「…キョトン」。これにはクラプトンも苦笑い(笑)。
音質・画質は平均的。ジョー・サンプル(p)のボリュームが低くて
ソロが聞き取りづらいのがやや気になりました。原因は何だろう?
ドリーム・チーム2・勝利への道~バスケッ [VHS]
まず、このドリームチームII(以下DTII)の映像が少ない・・・。逆にアメリカ以外の諸国の映像がてんこ盛り!もう少しDTIIの映像があった方が良いような作りになっている。やはりあの4人(ケンプ・モーニング・コールマン・LJ)の素行不良の影響か?とにかく大会自体を見たい方は是非、購入を!DTIIのみの映像を希望の方は・・・物足りない感じがするような・・・。
ライヴ・アット・モントルー 1997 [DVD]
全体的には非常に好印象です。曲の選択も非常に良いと思います。
しかし、演ってるプレイヤー達がいま一つ乗り切れてない感は否めないかも。
特に、Eric Claptonの調子がものすごく悪い。未だかつて、こんなに絶不調なClaptonを見たことはありません。
このDVDで初めてClaptonの演奏を聴く方がいたら、決してこれは本来のClaptonではありませんよ。
当のClaptonもなんとか調子を取り戻そうと必死に「格闘」しているのですが、それが悪循環になってしまってます。
Claptonがもがき苦しんでいる姿は、かなり痛々しいです。
あと、David Sanbornもあまり調子がよくありません(Claptonほどではないですが)