ハワイ・チャンプルー (紙ジャケット仕様)
私ごときが今更お勧めするのも何だな、と躊躇するほどの歴史的名作。
確かに久保田麻琴と夕焼け楽団は、知る人ぞ知る、という存在ではあろうが、75年録音にしてすでに、世界各地の魅力的な大衆音楽の要素を愛情を持って大胆に配合した複眼的な作品を作り上げていることには脱帽する。
細野春臣と久保田麻琴のプロデュースのもとハワイで録音された本作の凄さは、その音楽的チャンプルーの試みが、古臭さを感じさせない洗練とレイドバックした心地よい雰囲気を備えていることで、今でも聞くに耐えて余りあることだ。個人的にも、特に夏には欠かせないアイテムとなっている。
何といっても喜納昌吉の名を全国的なものにした#5のカバーが有名だろうが、ロマンティックなマリアッチ調の#9が私的ベストトラックだ。
昭和アーカイブス セカンド・ライン
ついにザ・バンドのリボン・ヘルムが亡くなって
しまいました。
リック・ダンコもリチャード・マニュエルも
今やない。ガース・ハドスンが一番年長なのに、
生きている。
あと、ザ・バンドを自分の事情のためだけに
「ラスト・ワルツ」で無理やり解散させた、
悪党ロビー・ロバートソンはのうのうと
生きてやがる。
ああ、この世は不条理!!
このアルバムにはRCОオールスターズひきいて
来日した時のゲストとして、
スティーブ・クロッパー
ロニー・バロン
そしてリボン・ヘルムが参加している。
そんで、細野さんの「ルーチュー・ガンボ」の
カバーが入っている。
ああ、まさにベター・デイズ!!
聞こうぜ!!
サンセット・ギャング
50才に手が届く寸前の小生の青春時代の最高のアルバムがこのサンセットギャングです。レコードが聴けなくなった今、CDが再販されて、またあの日の頃が思い出されます。特にお勧めは、たそがれのメイクラブカンパニーといとしのマリーです。夕暮れの田舎の田んぼで聞いたらまた頑張れそうな気持ちになれます。久保田麻琴の唄とけんちゃんのギターに酔いしれて下さい。