“本物”を見極める ~3億円のヴァイオリンはいかに鑑定されるのか?~
こういったいわゆる特殊な職業の方が、どのような「生き方」をしているのかと興味を
持たれる方にはよろしいのではないでしょうか?
しかし私は、この特殊な職業に対しての、「系統だてた分析」のようなものを期待していたので、当てがはずれました。
“本物”を見極める−3億円のヴァイオリンはいかに鑑定されるのか?というタイトルに勘違いしたわけですが、
これは、営業にたけた編集者がつけたのでしょうから、もちろん著者の方には、責任はありません。
すらすらと読みとおしました。昼休みの読書に最適。おもしろかったです。
ゴンドラの歌
かなりハイレベルなルックスコンシャスオペラシンガー。これなら人気がすごいだろうな。歌の実力もすごい。素材となっているのは大正から昭和20年代までくらいの民謡風なものばかり。年配のかたにターゲットをしぼったようです。歌はやや退屈。でだ、何にむかついたかというとだ、演奏者紹介の部分に偉大なジャズピアニスト=佐藤充彦=の写真はのっているにもかかわらず、『紹介文』は省かれている事実だ。ずばり驚いた。ジャズのほうがクラッシックよりもワンランク下であるとでもいいたいのであろうか。このような構図がある限りクラッシックが閉鎖的な封建的な世界であると疑われてもいたしかたないであろう。
信じられないことである。ジャズが劣っているとは思えないぜ。
10点中4点
服部良一~生誕100周年記念トリビュート・アルバム~
日本のスタンダード・ナンバーの大家、服部良一氏のトリビュート・アルバムである。当代の人材を集めた作品であるが、問題も大い。若手の起用は概して、最大のマイナスであった。言葉を歪めて歌う今風の人では、曲の良さを伝える事は出来ない。現代的なアレンジも総じて曲の価値を下げる。福山の"東京ブギウギ"あたりはまだともかく、関ジャニの"買物ブギ"、ゴスペラーズの"銀座カンカン娘"は今風すぎて、元の良さはほぼ皆無である。スカパラの"青い山脈"もアレンジが好ましくない。一青窈の"東京の屋根の下"も小節をまわす歌い方が泥臭い。松浦の"ラッパと娘"は今の人にしては頑張っているが、声の強さとジャズのフィーリングが不足し、節の乗せ方も知ってないようで、やはり無理がある。弘田三枝子か中尾ミエが、適材だっただろう。小林、徳永、小田の"午前二時のブルース"、"別れブルース"、"蘇州夜曲"はそれぞれまあまあ、小林はアレンジは良いが、歌はもっと絶唱すべき。徳永は歌はともかく間奏で聞こえるエレキの音が減点。小田はそつなくまとめた感じ、個人的には同じ頃に某局のドラマで聴いた、上戸彩の歌唱のほか、別のアルバムで歌っていた、雪村いづみの方が好み。陽水の"胸の振子"も同様、元気ならフランク永井に歌って欲しかった。それでも、そんな中、ヘイリーの"白バラの歌"は良し。クラシックなアレンジに終始すれば、尚良かった。佐藤しのぶの"アデュー上海"は悲壮感を漂わせ、実に荘厳。さだまさしの"一杯のコーヒーから"はボサノバ風・アレンジが粋。ジョビンやジルベルトを彷彿とさせる歌いっぷりも洒落ている。レ・フレールのメドレーは軽快で時にジャジーな乗りが小気味良い。新曲、山崎の"昭和モダン"は実にノスタルジックで染みる。布施、森山の"シアワセノカタチ"は素晴らしいオマージュだったと思う。これらの健闘により星が二つ増え、星三つ。
(仮)教師びんびん物語 DVD BOX 第1シリーズ
外箱がうすいです
本体は数々のエピソードの写真がちりばめられている中、3面に開きます
左に2ディスク
(1話のみ1ディスク収録)
まんなかに2ディスク
(残りは2話ずつ収録)
右に3ディスク
ディスクそのものは、赤地にニコちゃんマークや、音符、星やハートが踊っています
まぁ…
1のテイストはかるめなのでこんな仕様なのかもしれませんが、
外箱といい、若干チープ感が否めません;
あと画像処理していないのが残念!
大きなテレビで観ると、ブレてみえるくらいです
全体的に白っぽいし
当時のままをDVD化したので、定価が比較的安いのかもしれませんね
ああ、予告も欲しかった…