破壊魔定光 第12巻 (ヤングジャンプコミックス)
最後のクライマックスの舞台は全ての起点となった椿やよいのTFP実験というのは予想通りというか期待通りと言うか、まあ納得なのだが、最後のオチというかケリのつけ方というか、とにかく最後が少々物足りない。もう少しひねりがあってもよかったんじゃなかろうか。コミックスのページ数に収めるために半ば打ち切りっぽかったという噂もまことしやかだが、もしそういう事情があったならば、いつのひか「完全版」を出して欲しいところだ。
破壊魔定光
あの名作コミック破壊魔定光がかつてアニメ化された時のサントラです。
このサントラが欲しい人っていうのはあのオープニングに惚れた人だと思いますが、それ目当てに購入すると痛い目にあうかもしれません。
帯に書いてあるダサカッコイイという文句がふさわしい曲はせいぜい五曲ほど。
あとは普通にBGMか捨て曲かのどちらかです。
俺はあのオープニングに3000円払うぜ!という方はどうぞ。
破壊魔定光 第1巻 (ヤングジャンプコミックス)
あらすじは他でも読めるので省く。
ちょっと立ち読みしてみて絵が好みだから買ってみたのだが、作者の説明の下手さには圧巻のひとこと。
一巻はまだ設定が単純だからましだが、2巻3巻と読み進むうちに、ストーリーのSF度が増し、それとともに難解さも飛躍的に増す。そこで作者の圧倒的な説明力のそのすべてが完全に発揮されるわけだ(笑)
面白いからではなく、理解できないという理由で何度も読み直すことになるのは避けられないだろう。