黒百合の騎士 (フラワーコミックスアルファ)
やっぱり名香さんは貴人を描くのがとくいですよね!華麗な宮廷絵巻のみならず、アクションもありーの、シリーズ2巻です。
いいところで終わってます;;マリーとラファエルはどうなるの?
史実はあえて調べないで、まってます!3巻!いつ!?
ヴェルサイユのシンデレラ (フラワーコミックス)
女装がおそろしく似合う可愛いラファエルは残念ながら失恋してしまいます!?
好きだった彼女は
ルイ15世の妃になり彼女の幸せを願って新天地へ旅立ちました!
今回は宮廷陰謀編て感じであまり騎士の活躍はないのですが、
貴族達の綺麗な衣装は素晴らしい!
さすが名香智子先生ですね!!
丁寧な絵は相変わらずで嬉しいです(^w^)
マダム・ジョーカー(9) (ジュールコミックス)
マダム・ジョーカーシリーズはシャルトル公爵家シリーズの日本版という感じ。
今まで、向かうところ敵なしだと思われた蘭子さんも凍りつく、モンスターおばさんが登場します。
蔦さんとはまた違った潔いキャラクターでした。
藤原さんの旦那さんの失踪事件は、藤原親子が今まで何もしなかったのが、ちょっと不思議でした。
横溝正史シリーズのような、迷宮ミステリー。
貴子さんの浪費癖は本当は寂しい心の穴埋めなのかなと思いました。
名香先生は日常気付かない所を本当によく観察されていると思います。
読み終わると、ああそうなのか、と改めて気付かされます。
何度読んでも飽きないです。
マンガ 皇妃エリザベート (講談社+α文庫)
高校生の頃、古文の授業が嫌いだったけど源氏物語だけは好きという人はいませんでしたか?
古文の文法はよくわからないけど、漫画『あさきゆめみし』を読んで源氏物語の話の筋だけは知ってるという人。この漫画はエリザベートにおける『あさきゆめみし』に該当するものになるでしょう。
肝心の中身ですが、皇帝フランツ・ヨーゼフとの馴れ初めにウェイトを置いて、読みやすくなっています。DVDで楽しみたいのならば↓をオススメしておきます。
エリザベート ロミー・シュナイダーのプリンセス・シシー [DVD]
エリザベートの魅力はその類まれなる美貌だけでなく、当時の時代背景に染まらない独特の価値観(それは21世紀を生きる女性にも通じる)にあるので、出来ればここを皮切りにブリギッテ・ハーマンなど様々な文献にチャレンジしてほしいと思います。
以前、ウィーンの王宮にあるシシィミュージアムを訪れたことがありますが、その盛況ぶりはシェーンブルン宮殿に劣らないものでした。等身大の塑像が置かれているのですが、その姿はディズニーアニメのお姫様そのものです。