ドミニオン:陰謀 (日本語版)
初代→繁栄→錬金術→陰謀、という順に購入して楽しんでいます。
これは初代と同じで、銅貨銀貨金貨屋敷公領属領呪いの必須カードが付属していて、この陰謀だけでもゲームができる内容となっている点では非常に重要ですが、正直この順に手に入れて遊んできた自分としては陰謀から手を染めるのはお勧めできません。
難しく、強く、そして厄介なカードが多いんですよ。
これはいわゆるインタラクティブなゲームにはなっている。対比する用語はソロゲー。
そう、インタラクティブな強い効果が多いのですがこれが4人プレイともなると(初代と陰謀を手に入れると5人でできる)まあ場が荒れる。
適度に自分で組み立てた戦略で勝つのが楽しいと思うなら、その戦略をカード・デッキごと木っ端みじんに破壊していく強いアタックアクションカードが多いので、きついんですよ。
そして長くもなる。
もちろん慣れの部分はあるので、善し悪しだとは思うが、この陰謀から初代に入って、さらなる凶悪さを求めていたなら完全に拍子抜けすること請け合い。
だから多分これを最初はお勧めできません。
だけど、拡張として見た場合、特に効果付き勝利点カードの存在が面白く、非常にいいセットだと思う。
詐欺師で突如ゲームが終わる様(3つのデッキ切れ)あたりは、一度は体験するといいと思う。全然ゲーム感が違う。
個人的には錬金術なみにゲームを長引かせるカードが多いとは感じているが、拡張としてはいいですよこれは。
まほろまてぃっく らいぶ!&Music Clips [DVD]
このDVDを買った目的として内容を見たいというのもありましたが、
やはり撮影技術習得のために買いました。前回のらいぶの撮影よりも
撮影技術が向上していました。ドリー撮影なんかもしていたようです。
あと、これを見て思ったのですが、音が悪くありませんか?
やけに低音がききすぎて高音がほとんどないし、ワンポイントステレオマイクで録音したかのようにこもっていました。
聴くまでは、漫画のイメージとどれぐらいずれているのか不安でしたが、読みながら頭の中でイメージしていた声とほとんど同じなので、びっくりしました。直人など恐ろしいほどそのものずばりです。
しかもセリフは漫画どおりです。絵がないぶん、何か説明を足さなければいけないのかと思っていましたが、それが全く必要なかった。
つまり今市子さんのネームというものは、何も足すことなくキャラクターも状況もすべてを言い尽くしているのですね。聴いていると、そのイントネーションで、記憶の中の絵の表情までヴィヴィッドにたちあがってきます。ここまでネームがすばらしい作家さんだったのだと、知りました。(絵がうまいだけに絵が主力のような気もしていたのです)
さて、ほとんどの役が自分の脳内の音声と同じだったと書きましたが、唯一の発見は、海老悟郎です。ひとくせもふたくせもある屈折した、したたかな感じを、関俊彦さんが演じていて、「病的な嘘つき」と作中で言われているのがなるほど、と腑に落ちました。彼の場合、顔がきれいなだけに、もっと内心を読ませない細くて澄んだ声のような気がしていたのですが、音声ドラマでは表情がないので、内心まで声で演出してえぐりださなければならないのだな、と。
で、彼の存在感は、漫画よりずっと大きくなり、主役になってしまったようで、彼のファンとしてはさらに新たな魅力を発見できて嬉しいです(研修所の原嶋さんに会いにゆくくだりなど、彼のいじらしさの出ているエピソードは今回省かれていますが)。
それにしてもこの名作ドラマ、こうであるべき、といういろいろな枠が壊れて、家族が解体し、世間体が解体し・・・そして登場人物はそういうものを脱ぎ捨てて、どんどん大きな自分自身になってゆくのが眩しいです。女性陣は特に突き抜けていて、がちがちエリートの海老一お兄さんを自在に改造してしまう由美子さん、幼女ながら家族の真実を見抜いているともえちゃん、悟郎と、直人のお父さんの関係を知って、「なーんだ、問題ないじゃない」と一笑してしまう神田さんなど、ほんとうに鮮やかです。
今市子の強くて暖かい世界の原型のようなこの作品、ドラマCDもぜひ聴いてみてください。
TPP参加という決断
TPP に関する本の大半は TPP 参加反対論だ. そのなかで,この本はもっとも強力な賛成論だということができる. 不満な点もいろいろあるが,TPP にかかわるさまざまな点を賛成論者の視点から論じている.
貿易を目的としていない規制などに関しても TPP 交渉にからんで論じられているが,「ついでに」 論じられている感じであり,もっと正面から論じてほしかった. もっとも,今後,交渉のなかでなにがとりあげられるかは,現時点でははっきりしていないということだろう.
大人の問題
聴くまでは、漫画のイメージとどれぐらいずれているのか不安でしたが、読みながら頭の中でイメージしていた声とほとんど同じなので、びっくりしました。直人など恐ろしいほどそのものずばりです。
しかもセリフは漫画どおりです。絵がないぶん、何か説明を足さなければいけないのかと思っていましたが、それが全く必要なかった。
つまり今市子さんのネームというものは、何も足すことなくキャラクターも状況もすべてを言い尽くしているのですね。聴いていると、そのイントネーションで、記憶の中の絵の表情までヴィヴィッドにたちあがってきます。ここまでネームがすばらしい作家さんだったのだと、知りました。(絵がうまいだけに絵が主力のような気もしていたのです)
さて、ほとんどの役が自分の脳内の音声と同じだったと書きましたが、唯一の発見は、海老悟郎です。ひとくせもふたくせもある屈折した、したたかな感じを、関俊彦さんが演じていて、「病的な嘘つき」と作中で言われているのがなるほど、と腑に落ちました。彼の場合、顔がきれいなだけに、もっと内心を読ませない細くて澄んだ声のような気がしていたのですが、音声ドラマでは表情がないので、内心まで声で演出してえぐりださなければならないのだな、と。
で、彼の存在感は、漫画よりずっと大きくなり、主役になってしまったようで、彼のファンとしてはさらに新たな魅力を発見できて嬉しいです(研修所の原嶋さんに会いにゆくくだりなど、彼のいじらしさの出ているエピソードは今回省かれていますが)。
それにしてもこの名作ドラマ、こうであるべき、といういろいろな枠が壊れて、家族が解体し、世間体が解体し・・・そして登場人物はそういうものを脱ぎ捨てて、どんどん大きな自分自身になってゆくのが眩しいです。女性陣は特に突き抜けていて、がちがちエリートの海老一お兄さんを自在に改造してしまう由美子さん、幼女ながら家族の真実を見抜いているともえちゃん、悟郎と、直人のお父さんの関係を知って、「なーんだ、問題ないじゃない」と一笑してしまう神田さんなど、ほんとうに鮮やかです。
今市子の強くて暖かい世界の原型のようなこの作品、ドラマCDもぜひ聴いてみてください。