Good Burger [VHS] [Import]
「グッド・バーガー」の店舗の前に競合のハンバーガーショップがオープン!
大きなハンバーグでグッド・バーガーを潰しにかかるのだ!
さぁ、このマヌケなふたり組みがどうやって彼らと戦うのか!?
日本ではCSスカパーの子供向け番組「ニコロデオン」チャンネルでしか見れない、
「キーナン&ケル」が映画になった!!
この「GOOD BURGER」はショートコントとして「オール・ザット(番組名)」で時々やってるけど、
ストーリーになるとここまでバカバカしくなるか~?!というくらいのドタバタ・コメディに・・・
特にケルのボケっぷリは最高に笑えます。
アメリカの友人に頼んで購入してもらいましたが、期待通りの内容で大満足でした。彼らの素顔も覗けてとても魅力的な面が再発見できます。初めて見る方はきっとFANになることでしょう。LIVEがとてもCoolでカッコイイです!20011年11月に来日し、LIVEを行いますが今から楽しみでワクワクしています。
私の牛がハンバーガーになるまで―牛肉と食文化をめぐる、ある真実の物語
牛の畜産は分業体制が整っているのですね。精液販売から食肉販売まで、
分業体制が完璧に整っています。
牛の精液採集ってどうやるか知ってますか?
一頭の牛の一回の射精でどれくらいの収入があるのでしょう?
思ったより原始的で、驚くべき意外な事実がありました。
牛への人工授精はどうやるか分かっていますか?
これも雌牛が発情した時を見計らって専門家が行うんですよ。
出産はどうでしょう?
乳牛から雄牛が生まれたらどうするんでしょう?
雄と雌の双子が生まれたらどうするんでしょう?
初乳は雌牛にしか飲ませない、なんてこと認識していましたか?
雄の子牛は寒いところでほったらかしにされているのに、
雌の子牛は、温度管理がなされている部屋に入れてもらえるのです。
酪農に雄牛は不要なんです。だからすぐに売られていきます。
ではその後、どのように飼育されるのでしょうか?
ここに一つのノンフィクション作品があります。
それは、『私の牛がハンバーガーになるまで』です。
食卓にあがる肉がどのようにしてできるのかを見極めようと、
一人のジャーナリストが行動に移しました。
牛がどのように生まれ育てられ解体されハンバーガーになるかを
見届けようとね。
彼は3頭の子牛を購入しました。彼らを飼育してくれる農家を探して預けました。
1頭は死んでしまいました。残りの2頭は病気にかかりながらも順調に育ちました。
その間に、著者が考えたこと、感じたこと、思ったこと、
さらに、経験したこと、目撃したことを詳細につづっています。
著者はベジタリアンではありません。
だから中立の立場でその様子を書いています。
正直に書いています。赤裸々に書いています。脚色は加えていません。
ありのままに書いています。リアルに書いています。
著者の2頭の牛がこの先どうなるんだろう? と、
ワクワクドキドキハラハライライラしながら読み進みました。
本を読みながらこんなトキメキは久しぶりです。
早く結末を知りたい! と、まるで推理小説を読んでいるようでした。
で、結末は・・・・・?
ここではお教えできません。
ぼくは目にじわ~っと涙が浮かんで来てしまいました。
この本は、ベジタリアンの皆さんには絶対に、
肉を食べる方にも是非とも、
動物愛護、動物解放に関心のある方にはなんとしてでも、
読んでいただきたい一冊です。
精液採集から人工授精、出産、エサ、飼育法、病気、屠殺、解体まで、
詳しく分かります。
こういうことは、漠然とではなく、はっきりとしっかりと
知っておくべきではないでしょうか?
牛肉を食べる人も食べない人もね?
もう一度言っておきます。
エンディングは、涙なくしては読めません。(たぶん・・・)
涙で文字がにじんできます。
今この原稿を書いていても思い出して目がうるうるしてきちゃいます。
でも・・・、いや、だからこそ、ぜひ読んで下さい。
SOUND BURGER PLANET
かせきさいだぁというと、イリシットツボイ、川辺ヒロシ、ナイチョロ亀井等のトラックメイカーに恵まれて、
サウンドプロダクションからは一歩引いたところで、素晴らしいリリックを書く人という印象が強くて、
自身のバンド、ハグトーンズを率いて活動を再開すると聞いたときは、ちょっと驚きだった。
ヒップホップバンドというと思い浮かぶのは、ルーツぐらいなものだけど、かせきの率いるバンドというのはどういうのなんだと。
活動を再開してから二年、二度ほどライブも見たけれども、かせきさいだぁをバンドでやる意味っていうのが
完全に腑に落ちたのは、正直言ってようやく完成したこのアルバムを聞いたときだと思う。
かせきがインタビューで言ってるとおり志向したと思われるシティポップスとかレゲエの感覚はストレートに伝わるし、
ティンパンアレイとかシュガーベイブと比べても遜色はないと思うのだが、癖がなく耳にすーっと入ってくる
まさしくサイダーのように爽快で心地良い音には、ちょっと違うはっととした驚きがあった。
ライブで聴いた曲や過去の曲の再演はあるにしても、出来上がった状態では初めて聴いたはずなのに
まるで、なんども聴いてるお気に入りのアルバムのように思えた。
なんというか、気に入った古着に初めて袖を通して、まるでずっとこの服を着続けていたかのような感覚を覚えるかのような。
以前のアルバムのようなヒップホップトラックとバンドサウンドをほぼ違和感なく聴かせるところなど、
アーティストとしてのエゴをむき出しにして、聴いてるヤツをビビらしてやろうという感じがまったく無いように思う。
伝わるかどうか分からないけれども、そこに水木しげるのような「無意識」力すら感じる。
バンドでやる意味っていうのが頭だけじゃなく、ハートと身体でも理解できたような感じがする。
ドンシンク、フィール。
リリックについては、ぼくは語る言葉を持たない。
現代最高の詩人の一人をなんと評価していいか分からないから。
相変わらず、最高。
とにかくもう、家のスピーカーで、街中のヘッドフォンで、クラブのフロアで、
時と場所に関係なく、この夏のサウンドトラックなること間違いないです。
今買わないと、また13年待つことになりかねないぞ。お願い買って!
TOKYO BURGER
TOKYO TRIBEの様なハードさはありませんがかなりおススメです。
前半は、甘酸っぱさ満点です。そんな頃もあったなぁ、懐かしく思うのは、歳(34です)のせいかな。
後半は、井上三太先生の日常の延長を覗いているようで結構楽しめます。クラブミュージック、レーコード盤に興味ある人はニヤリとするでしょう。80年代アイドル好きにもたまりません。
ただ、本自体が薄いので、☆を1つ減らしました。