アダチケイジ大全集 The DRIFTERS(1) (モーニングKC)
一見、コミックスとしては決して安くない価格ですが、購入してみると納得!
300Pを超えるボリュームはかなり読み応えがあります。
内容はシュール系のギャグです。ただ単純に笑えるだけでなくどこか哀愁を感じさせる内容でもあります。
個人的には表題作の本編よりも六本載っている読みきりのほうが面白かったです。特に
「サイバー越中ダンススクール20××」のハイセンスな笑いには脱帽!オススメです
地獄の世界一周ツアー―フライトアテンダント爆笑告白記 (文春文庫)
やはり日本人が書く旅本とはアプローチが違い、行くところも違い、ものの視点も違いますね。
コンテンツは悪くはなく、ただ直訳重視の翻訳により、ダラダラ感の読み難さはあります。
これは読み進むうちに慣れてきます。
ただ、地獄って言うほどのものではないですが、世界各所でのハプニングをユニークに語ってくれています。
どちらかと言えば、独りゴチでの語りですけどね。
日本の旅本は、線と線を結ぶ流れで書いているものが比較的多いのですが、本書では、スポット的に各所を捉えて集中的に責めていくパターンです。
それと極貧のケチケチ感がなく、普段着で旅を楽しんでいる姿が伺われ、てんやわんやのドタバタがあって、抱腹絶倒とまではいかないですが、面白おかしく笑えますね。
日本人があまり行かないところや著者のひょうきんな行動パターンは珍しく感じます。
Golden Hits
もう入っている曲は最高です。ただですね。音が小さい。他のCDと連奏させているとこのCDは聞こえないくらい小さい。実に残念である。もう曲は誰でも知っているものばかり。こんだけヒット曲があったのだと改めて感心しました。昔、「今日を生きよう」っていう曲がヒットして、歌っていたのはグラスルーツだったかな。日本ではテンプターズがカバーしてましたが、「シャーラララララ・・」というところ、えって出元はこれかって。そういえば当時パクリだ云々という話を思い出しました。やっぱり個人的には「渚のボードウォーク」ですね。
5CD ORIGINAL ALBUM SERIES BOX SET
「ベスト盤しか持っていない」という人には、逆に
嬉しい企画ボックス。「There Goes My Baby」など
超有名曲が抜けているという難点はあるけれども
アルバム単位で聴けるなんて、とても贅沢。itune
世代には「CD一枚が短い」なんて言われそうだけれど
アナログシングルで曲を聴く感覚だった世代にとっては
逆に便利だったりする。EU盤で、紙ジャケと言えなくも
ない程度のスリーブやレーベルは多少貧相ではあるけれど
この値段です、許しましょう。内容ホント良いですから。
1,2枚目はクライド・マクファター時代の録音。1枚目
なんかはバラード系多めだが、B面にあたる最後の数曲や
2枚目「ルビー・ベイビー」「ドリップ・ドロップ」
なんかはホント、何度聴いても最高。リーバー・ストーラー
の仕事が光り始めるのもこの時期から。3枚目からはベン・
E・キング以降、正直言うとほぼ別のグループ時代だけども
これはこれで別モノと思って聴くと良い。ポーマス=
シャーマンの曲と異国情緒が光る3枚目、バカラックや
ゴフィン=キング、マン=ウェル、バリー=グリニッチなど
ソングライターの仕事が光る60年代R&B期の4,5枚目も
聴き込むとそれなりに良くなるから不思議。
ホントにマストです。買っといたほうがいいですよ!
荒野のストレンジャー [DVD]
後に同傾向「ペイルライダー」という「シェーン」への愛情溢れるオマージュ作品を残していますが、これはその前編というべき作品。簡単なあらすじ紹介で西部劇ファンならおやっと思われるかもしれませんが、この作品の下地はGクーパー主演の「真昼の決闘」です。
そう、この主人公は「真昼の決闘」の主人公が仮に3兄弟に殺され、亡霊となって街にやって来たというのが序章です。その先は見てからのお楽しみですね。「真昼の決闘」には確か若かりし、リー・ヴァン・クリフも出ていましたよね。いずれにせよ絶対的な暴力に対する正義感というイーストウッドの視点は中々に深いものがあります。同時に自分を育ててくれた西部劇への尊敬と愛情あふれる作品です。